今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年11月24日)

【畜産】伊藤ハム米久、豪産排出実質ゼロ牛肉を販売(OTH)

伊藤ハム米久ホールディングスは21日、ノース・オーストラリアン・パストラル・カンパニー(NAPCo)の温暖化ガスの排出が実質ゼロの牛肉を輸入販売すると発表した。排出量が平均より約4割少ない牛肉で、再生エネやカーボンクレジットを利用し排出実質ゼロを実現した。NAPCoはQLD州などで牛約20万頭を飼育している。

【畜産】NZアライアンス、7,000万$赤字に転落(RNZ)

【畜産】豪Yeedaパストラル、環境規制違反で牛数百頭死ぬ(ABC)

【畜産】VIC州パケンハム牛市場、税負担重く閉鎖へ(ABC)

【畜産】ベトナムと豪州、肉牛産業めぐりシンポジウム(OTH)

【畜産】畜産AAco、上期利益が20%減(AU)

畜産最大手AACoはこのほど、23/24年度の半期決算を発表し、営業利益が3,010万豪ドルと前年同期から21%減少したことを明らかにした。一方で生体牛の販売から高級ブランド牛肉の販売に移行するという同社の判断は、畜牛価格の急落により正当化されたと評価した。

【酪農】粉乳バブス、米事業拡大に向け2800万$増資(AFR)

【酪農】ベガのタスフーヅ酪農ブランド買収、当局承認(OTH)

【酪農】NSWノルコのリズモア工場、洪水被害後再開(AU)

【穀物】中国の大麦輸入、豪は依存に懸念(AU)

【穀物】グレインコープ、特別配当と株買戻し(AFR)

【食品飲料】製パン業ノイセット、PEが買収へ(AFR)

【食品飲料】エンデバー騒動、大株主は反会長派(AFR)

【食品飲料】メキシカンのグズマン、米戦略に暗雲?(AFR)

【食品飲料】ノンアルのライヤー、著名DJと提携で国際展開へ(AU)

【食品飲料】パブ運営レッドケープ、3軒放出(AU)

【食品飲料】破綻のNZスーピー、負債は210万$(RNZ)

【食品飲料】NZ養鶏大手メインランド、PEが争奪戦(AU)

NZの養鶏大手メインランド・ポルトリーを、豪PEのパシフィック・エクイティ・パートナーズが買収する意向とみられていた件で、同業のロック・パートナーズも参入したもようだ。ロックは綿花のアスコットや養豚サンポーク、青果コスタなどの買収にも参加したとみられ、農業界に広く関心があるとされる。

【食品飲料】NZ酒販トラスト拡大計画、公聴会でつまづき(NZH)

【食品飲料】NZ最高裁、過去の水利権はボトル詰めに連結せず(NZH)

【食品飲料】NZウールワース、暴行増加で防御措置に投資(RNZ)

【食品飲料】NZウールワース、商品棚の価格表示の電子化進む(Stuff)

【食品飲料】キリンHD、ブラックモアズが通年寄与(OTH)

【水産】不振の水産カタラノ、債権者が支援(WA)

【ワイン】酒販エンデバー、TAS州ブドウ農場を取得(AFR)

【投資】ブラックモアズが顧客の輸出ソフトImpexDocs、増資へ(AFR)

【その他】賃金上昇がインフレリスク、豪利上げ観測強まる(OTH)

RBAのブロック総裁はこのほど、現在の賃金上昇率の水準は生産性低下からの巻き返しがなければ持続可能ではないと警告した。人件費の高騰がRBAの物価抑制努力を阻害しているとして、インフレリスクを強調したことから、エコノミストの間では追加利上げ観測が強まっている。

(1豪ドル=約97円、1NZドル=約89円)

(11月17~23日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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