豪州で注目の農業テクノロジーにIT記者が迫る
大麦の網斑病、WA州政府が管理アプリ開発新着!!
西オーストラリア(WA)州の第一次産業・地域開発省(DPIRD)はこのほど、大麦の病気である網斑病(net blotch)による害を最小限にとどめるための病気管理アプリ「NetBlotchBM」を発表した。グレイン・セン […]
豚舎の遠隔監視、小規模農家でも導入可能に
オーストラリアで、豚の飼育状況を遠隔で監視できる新技術の導入が進んでいる。豚舎内の温度、湿度、水の使用量、飼料摂取量などをセンサーで常時計測し、異常値を自動で検出する仕組みで、異変の早期発見に役立つ。小規模農家にも導入で […]
5G通信で洪水被害を予測、UTSが開発
シドニー工科大学(UTS)のプロジェクトチームは、携帯電話と基地局間の5G通信の微細な変化を人工知能(AI)で分析することで降雨量や河川の流れのリアルタイム画像を構築する、世界初の洪水センシングツールの開発を進めている。 […]
オンライン穀物取引市場、人気増で続々新設
オーストラリアで、穀物や干し草のオンライン取引プラットフォームの人気が高まっているようだ。トレーダーやブローカーを介した従来の取引を補完する場として、新たな取引プラットフォームが続々と開設されている。グレイン・セントラル […]
豪穀物業界、アグリテックはコストが障壁
オーストラリアの穀物業界で、自律型農機の導入には依然として高コストが最大の障壁となっていることが分かった。穀物生産者団体グレイン・プロデューサーズ・オーストラリア(GPA)など3団体が実施した調査によると、回答者の過半数 […]
バーチャルフェンスの利用、SA州議会で僅差否決
オーストラリア・南オーストラリア(SA)州議会で19日、衛星利用測位システム(GPS)を組み込んだ首輪を用いて家畜を誘導する「バーチャル(仮想)・フェンス」の規定に基づいた利用を認める動物福祉法改正案の採択が行われ、反対 […]
食肉解体前に赤肉の品質を測定、試験が前進
オーストラリアの畜牛業界では、筋肉内脂肪含量(IMF)や脂肪交雑スコア(マーブリングスコア)は肉の品質を決める上で重要要素とされており、羊肉業界でもこれらの指標の重要度が高まっている。業界はこれまで、これらの指標を牛が生 […]
NZ環境イノベ社、バイオプラ育苗容器開発
ニュージーランド(NZ)の環境イノベーション企業コンポスティファイ(Compostify)が、林業研究機関サイオン(Scion)と共同で、サトウキビやトウモロコシ、キャッサバ(イモに似た植物)を使った堆肥(コンポスト)可 […]
注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(下)
<前回の記事はこちらから> オーストラリアの酪農業界で注目が集まる「スマートカラー(Smart collar)」システムは、衛星利用測位システム(GPS)などを活用し、酪農家の労働生産性を大幅に向上させるといわれる。タス […]
注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(上)
オーストラリアの酪農業界で、衛星利用測位システム(GPS)や各種センサーを組み込んだ首輪を牛に装着し、牛の誘導や健康状態の遠隔モニターを可能にする「スマートカラー(Smart collar)」システムに注目が集まっている […]