日豪で10年超の農業ビジネス経験を持つ筆者が、現場レベルから考える、豪州での農業ビジネスに関するポイントを解説。
【番外編その2】日本食の真価を世界に発信するために:Fine Food Australia 2024
メルボルンで今月開催されたオーストラリア最大級の食品展示会Fine Food Australiaでは、日本企業の出展数は23社で、126社が出展し外国として最多となった中国の5分の1にとどまりました。タイ(50社)や韓国 […]
【番外編】日本企業、存在感なし:Fine Food Australia 2024
毎年オーストラリアで開催される食品展示会Fine Food Australiaは、世界中の食品企業が一堂に会する重要な場です。各国が自国の食品文化や技術を紹介し市場拡大を目指すこの展示会は、日本にとっても絶好のPR機会で […]
第63回 グローバルな農業現場に必要なスマート農業技術を生産工程ごとに徹底分析~施設栽培(太陽光利用型植物工場)編~
「スマート農業」は世界的には「アグリテック(AgriTech)」や「アグテック(AgTech)」などと呼ばれ、日本でも「食料・農業・農村基本法」の改正法の成立を受け、大規模栽培での導入が加速しています。しかし、従来の小規 […]
第62回 「ソーラーシェアリング」で農業革命~豪の農地を活用した新たな収益モデル~
オーストラリアの農業界は、太陽光発電と農業生産を組み合わせた「Agrisolar / Agrivoltaics」と呼ばれる日本が発祥の「ソーラーシェアリング」の導入により、新たな可能性を見出しています。太陽光パネルの下で […]
第61回 ソーラーシェアリング農業 ~農地におけるソーラーパネル設置のメリットとデメリット~
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第60回 カーボンファーミング実践編 ~化学農法から有機農法への転換~
今回はオーストラリアで実施されているカーボンファーミングの一例を紹介します。従来の化学農法から有機農法への転換は、土壌の健康状態を改善し含有炭素量を増加させ、温室効果ガスの排出削減を目指すために実施されています。 まず有 […]
第59回 カーボンファーミングの概要と主な手法
1980年代以降、二酸化炭素(CO2)の増加が温暖化の主要因であるという説が生まれました。現在の温暖化の直接的な主要因が空気中のCO2の増加であるという科学的な確証については、未だに賛否両論があるものの、CO2削減には国 […]
第58回 農業投資におけるデューデリジェンスの重要性
前回までは農業事業の中でも、真新しい投資機会が増えている「植物工場」分野に焦点を当て解説しました。今回は総括を兼ね、農業事業に投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値・リスクなどを調査する方法について解説し […]
第57回 投資先として有望な「植物工場」事業の見分け方 ~差別化と市場洞察~
植物工場事業は、前回解説した通りイニシャル~ランニングコストが高く、投資回収に苦労するケースも多いことが課題です。また同事業の多くが新参ビジネスで、昔ながらの農産物市場に新たな市場を切り開く必要があり、困難を極める場合が […]
第56回 投資先として有望な「植物工場」事業の見分け方 ~その2 コスト分析~
有望な植物工場企業を見つける上での鍵は何でしょうか?前回の記事で述べたように、植物工場事業は新たなジャンルとして注目を集めています。その一例として、日本企業のSoftBank Vision Fundなどは米国の植物工場を […]