NNAオーストラリア社長、オセアニアのニュースを斬る!

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第200回 オーカスを覆す?

オーストラリアのマールズ副首相兼国防相が7月12日に英国を訪問し、新政権下のヒーリー国防相と会談した。両国防相はその際、豪米英の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づいた軍事協力の強化を確認している。混迷を極める […]

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第199回 ぎこちない豪中関係の「改善」

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第198回 モリソン前首相と「神の計らい」

最初に、筆者によるジョークでお目汚しを。スコット・モリソン前首相と岸田文雄首相の2人が、融資の相談で銀行にやってきた。ところが2人は身分証明書を持ってくるのを忘れてしまった。銀行の担当者は2人に言った。「では、首相しか知 […]

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第197回 NEMESIS(報復)の政治、馴れ合いの政治

今年1月末から2月にかけて、オーストラリアの公共放送ABCが3回にわたる特集番組「NEMESIS(報復、強敵などの意)」を放映して興味深く観た。トニー・アボット、マルコム・ターンブル、スコット・モリソンという3代の首相に […]

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第196回 中国にどう対峙する?

オーストラリアの労働党政権が、豪中関係での立ち位置に苦慮している。アルバニージー首相が昨年11月に中国を訪れて習近平国家主席と笑顔で握手し、冷え込んでいた関係が修復するかと思われていたのもつかの間、安全保障面でオーストラ […]

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第195回 親が学校を訴える

10月11日付の全国紙オーストラリアンに載っていたある社会記事に、思わず目が引き付けられた。オーストラリアの王室委員会が、「障がい者の権利に関する国際的な人権項目を国内法に盛り込むよう連邦政府に勧告した」というものだ。オ […]

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第194回 自国民の人権保護に関心がある?

2020年8月に中国で拘束され、約3年間投獄されていた中国系オーストラリア人ジャーナリストのチェン・レイ氏がこのほど釈放され、オーストラリアに戻った。中国国際テレビ(CGTN)のビジネスニュース番組のキャスターだったチェ […]

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第193回 国家は人口をどう増やすべきか(5)

少子化を食い止めた先進国として、フランスやドイツのほかにはスウェーデンも有名だ。スウェーデンの出生率は1983年に1.6まで下がったが、現在は1.84まで回復した。一時は2.0を超えた年もある。 スウェーデンでは、早い段 […]

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第192回 国家は人口をどう増やすべきか(4)

日本経営者団体連盟が90年10月に実施した「働く女性の意識に関する調査」というアンケート(回答者3,400人以上)では、「子供を欲しくない」と答えた女性は8.8%で、「2人欲しい」が53.2%、「3人欲しい」が20.4% […]

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第191回 国家は人口をどう増やすべきか(3)

日本では、働く女性が子供を産んで育てる環境の改善は遅々として進まず、保育園の待機児童の問題は何年も放っておかれた。その間、結婚世代の若者は疲弊し続けた。バブル後の景気低迷が長引くまま給与も物価も上がらず、生活費に窮した若 […]

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