第22品　「ベッタ（Vetta）のパスタ」

2016年1月15日 2022年4月28日

NNA編集部員

オーストラリアでは大手スーパーマーケットが販売するパスタの商品棚で、安価なプライベート・ブランド（ＰＢ）商品が目立つようになりましたが、135年の歴史を持ち根強い人気を誇るのが、「ベッタ」ブランドのパスタです。

人気の秘密は、国産の高品質デュラム小麦を100％使用し、小麦粉を原料としながらも血糖値の上昇ペースを示すＧＩ値が低く、パスタの中でも太りにくいことや、味を損なうことなくオージーに不足しがちな食物繊維を強化した「ハイファイバー」シリーズを提供していることがあります。オーストラリアで1878年からパスタ作りを行っている業界のパイオニア、国内ナンバーワンのリノルディ・パスタの傘下ブランドであることも、消費者の愛国心をくすぐります。

ベッタは一般的なスパゲティやペンネなど、複数のパスタ商品を提供していますが、筆者は、さっぱりしたトマトソースとからめやすいコークスクリュー形のフジッリ（Fusilli）パスタがお気に入りです。価格はたっぷり500グラム入りで２豪ドル（１豪ドル＝約83円、価格は調査当時）です。日本でも、食品輸入会社のＳＧＮフーズ（兵庫県）が取り扱っており、オンラインショップで販売しています。（葉羽）

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