破綻の豪木材大手、最大負債規定は廃止へ

オーストラリア最高裁判所はこのほど、2012年に破綻したタスマニア州拠点の木材大手ガンズの債権回収をめぐる裁判において、最大負債規定(peak indebtedness rule)に基づく「不公平な先取特権」の訴えを認めない判決を下した。これにより、50年前に導入された同規定は事実上、廃止されることとなり、同規定に基づいた不公平な先取特権に関する訴訟は今後、減少するとみられている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

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