今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年2月9日)

【酪農】乳製品価格GDT5回続伸、生産者乳価引き上げか(OTH)

乳製品の価格指標グローバル・デアリー・トレード(GDT)価格指数は6日の競売で、前回から4.2%上昇した。上昇は5回連続。エコノミストは「予想外の上昇」とした。市場では今回の結果を受け、乳業最大手フォンテラが24年度シーズンの生産者乳価を引き上げるかに関心が集まっている。さらに現時点での固形乳1キロ当たり7.5NZドルが、8NZドルを超えるかも注目されている。

【酪農】WAチーズ2社、Cheeky Cowが救済(OTH)

【酪農】牛乳ボトル蓋を白色に、再生汎用性向上で(OTH)

【畜産】AACo、不正疑惑も調査せず(AFR)

【穀物】加AIMCoとニューフォレスツ、NSWで農地拡大(AFR)

【食品飲料】オポルト親会社Craveable Brands、身売りへ(AU)

【食品飲料】NZ食品コミッショナー、新内部告発ツール開始(NZH)

【食品飲料】コールズ、TAS酒販店買収でシェア拡大(OTH)

食品大手コールズがTAS州の地場開発企業フェデラル・グループから酒販店9/11を20店舗買収し、州内でのシェアを拡大した。同州では酒販大手エンデバーがBWSを20店舗、ダンマーフィーズを3店舗展開する。リカーランド2店舗のみだったコールズ・リカーのCEOは、買収はTAS州での自信の表れとした。買収は当局の承認が必要となる。

【食品飲料】スーパー大手、上院調査で価格つり上げを否定(AU)

【食品飲料】スーパー価格高騰批判、賛同しない生産者も(AU)

【食品飲料】ドミノピザ、会長は事業転換戦略に望み(AFR)

【食品飲料】コールズ、食品廃油を燃料に(AFR)

【食品飲料】医療団体、肥満対策で加糖飲料に課税を(AU)

【食品飲料】飲食フィッシュボウル、年内に米国進出へ(AU)

【食品飲料】Haloフード、自主管理経て清算へ(OTH)

【食品飲料】蒸留トップシェルフ、ガバナンスに問題(SMH)

【投資】モール評価額は来年上昇、食品小売は正常(AFR)

ショッピングモール保有最大手リージョン・グループが、今年のモールの評価額はやや下落し、25年には上昇すると予想した。リージョンは93カ所のモールを保有し、ウールワースの最大家主。コールズにとっては2番め。金融シティのアナリストもリージョンは25年に成長局面に回復するとした。リージョン幹部は食品小売業は比較的正常な状態を維持しているとした。

【青果】NZ南島唯一のブルーベリー、生産240トンと記録的(Stuff)

【青果】NSWリベリナのアボカド農場、2,500万$で売りに(AFR)

【羊毛】羊毛生産者、電子識別計画の支持撤回(AU)

【水産】TAS海洋規制、連邦と州が対立(WA)

【政策】海外農業従事者、新ビザ対象の可能性(AU)

【ワイン】豪初のブドウ農場用自動トラクターが始動(OTH)

【環境】廃棄物からコンクリ代替品、メルボ企業が開発(AGE)

【その他】豪23年4Qの破綻企業、食品は9割増加(OTH)

豪の宿泊・食品サービス業界で、昨年第4四半期に破綻した企業が504社で前年同期比で92.4%増加した。生活コスト負担の増大で外食や宿泊の支出を減らす世帯が増えたことで破綻が急増した。産業別では建設業界が1位。宿泊・食品サービスが2位、3位が小売だった。また、新型コロナ対策で政府が実施した企業支援策が、過去6ー12カ月間に終了したことも響いた。

(1豪ドル=約96円、1NZドル=約90円)

(2月2~8日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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