アジア需要で豪産小麦が堅調 世界の政情不安が反映

オーストラリアを含む小麦の主要生産国が厳しい気候条件に直面していることや、中東およびロシアとウクライナの紛争で、今後価格が上昇するとの見方がアジアで広がっている。製粉会社は小麦の輸入を増やしているようだ。直近では米国の生産増加観測で輸出市場の価格が急落する一方、オーストラリア産への需要は強く、価格も堅調とみられている。これを受けて、世界第2位の小麦輸入国インドネシアに対するオーストラリアの8月までの3カ月の輸出量が78%増加した。【ウェルス編集部】

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