今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年9月8日)

【畜産】家畜輸出ウェラード、赤字2400万$(WA)

WA州の生体家畜輸出大手ウェラードがこのほど発表した22/23年度通期決算で、2,400万豪ドルの税引後損失を計上し、赤字転落した。マクロ的な貿易環境の悪化で用船料金と船舶稼働率が下落したことや、エンジンの改修コストが要因という。

【畜産】WA生体家畜業界、規制撤回申入れでキャンベラへ(WA)

【穀物】日清製粉、豪ベーカリー向け事業回復(OTH)

【青果】豪の青果、アジアフルーツ展示会で注目(OTH)

【水産】フォレスト氏のオイスター養殖場、寄生虫で営業停止(WA)

【水産】NZキングサーモン、気候情報開示に取り組み(stuff)

【食品飲料】エンデバー、サッカーと父の日効果で予約急増(AU)

【食品飲料】ウールワースがシドニー店舗コンビニ化、住民反対(SMH)

【食品飲料】コールズの新CEO、消費者意見重視に方針転換(AU)

【酪農】乳製品価GDT、4カ月ぶり上昇(RNZ)

乳製品の価格指標となるグローバル・デアリー・トレード(GDT)価格指数が、5日の競売で前回から2.7%上昇した。5月2日以来4カ月ぶりの上昇だった。NZXのアナリストは「最低価格に対するある程度の信頼を、市場に与える」とした。

【ワイン】国際的ワイン団体代表にNZ人弁護士が就任(NZH)

【ワイン】アコレードワイン、投資ベインが買収計画か(AU)

【投資】豪のショッピングセンター、売買6割減(AFR)

国内ショッピングセンターの売却取引件数は、23年8月までの3カ月間に前年同期比で約60%減少し、21年同期比でも減少していたことが分かった。調査したPARグループによると、売手と買手の予想価格のミスマッチが発生しているという。

【環境】農業用貯水池の温室効果ガス排出、過大見積もりか(AU)

【環境】シドニー、構造的に水不足見込み(SMH)

【環境】NSW生産者、今季の山火事を懸念(AU)

【環境】豪、外来種の流入で多様性失う(SMH)

【環境】マレーダーリング計画、グリーンズが反対か(AU)

【政策】豪貿易相、欧州FTAでは妥協せず(AFR)

【政策】配達員の権利防護でサービス料上昇=雇用相(AFR)

豪バーク雇用相は、料理配達員などギグワーカーの権利を守る労働基準を定めることで、関連サービス料金が上昇する可能性があるとした。労組やウーバーは支持しているが、財界団体は、消費者負担が増え、企業にはコストと運営上の複雑さが増すと反発した。

【その他】NZ国営農社パム、災害などで900万$損失(RNZ)

【その他】日本耐熱ガラスHARIO、豪州進出で開所式(OTH)

【その他】包装・ラベル社ウインソン、事業売却へ(AFR)

(1豪ドル=約94円、1NZドル=約87円)

(9月1~7日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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