今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年5月26日)

【酪農】フォンテラ3Q増益、来期乳価は8$(OTH)

NZのフォンテラが25日、新年度の生産者乳価の見通しを7.25-8.75NZドルで、中間値は8NZドルと発表した。現行年度はこれまでの8-8.60NZドルから8.10-8.30NZドルに範囲を狭め、中間値は8.3NZドルから8.2NZドルに引き下げた。需要の減少が影響した。また23年度第3四半期の純利益は13億2,600万NZドルに増加した。

【酪農】フォンテラ、石炭使用完全廃止にはあと10年(RNZ)

【酪農】粉乳バブス、CEOに続きCFOも辞任(AFR)

【酪農】地価上昇で農地手放す豪酪農家増加(AU)

【畜産】家畜放牧地への投資需要が上昇(AFR)

【畜産】アグリテックMEQ、スマホで肉質評価(AU)

【畜産】豪羊農家、生体禁輸で政府に集団訴訟か(AFR)

【羊毛】羊毛加工分野増強で中国との貿易拡大へ(AU)

【食品飲料】アリババ小売、コールズやNHフーズと提携(OTH)

アリババが運営するスーパー、フレシッポ(Freshippo)に、豪小売大手コールズが自社ブランド商品を供給することが分かった。フレシッポは海外13社の食品企業と提携し、日本ハム傘下のNHフーズ・オーストラリアもパートナーだ。

【食品飲料】シドニー、飲食店の屋外席24年まで許可(SMH)

【食品飲料】ドアダッシュ、オークランドに初進出(Stuff)

【食品飲料】上場醸造トップシェルフ、資本増強(AFR)

【食品飲料】バカルディ豪NZ、酒消費減で事業立直し模索(AU)

【食品飲料】英国のタルト商品、豪で人気上昇(AFR)

【食品飲料】NZクラフトビールのブラザーズ、醸造拡大へ(Stuff)

【ワイン】SAのParagonがIWCで表彰(AU)

【水産】ニッスイ傘下NZシーロード、海外から180人雇用(RNZ)

ニッスイ傘下のシーロードが、白身魚ホキのシーズンを迎えベトナムとサモアから計180人の労働者を迎えた。政府との水産協定によりビザが与えられた。NZ国内では雇用は充足できなかったという。昨シーズンは200人の人手不足に見舞われ、700万NZドルのコスト負担となった。

【水産】ピュアフーズTAS、本土水産買収に意欲(AFR)

【林業】カンガルー島山火事樹木、バイオ炭具体化(AFR)

【肥料】ニューファーム増益、種子事業が好調(AFR)

【投資】飲食業系年金基金、メガファンド入り(AU)

【政策】NZ予算案:農業界への割り当てなし(Scoop)

18日に発表されたNZの23/24年度予算案に対し、農業団体フェデレーテッド・ファーマーズ(NZFF)が、農業界は予算に何も求めておらず、農業界への政府支出がなかったことも想定通りとした。NZFFは、不公平な規則やお役所仕事による圧迫を撤廃することを望むとした。

(1豪ドル=約91円、1NZドル=約85円)

(5月19~25日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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