今週の農業1行フラッシュニュース!(2022年12月16日)

【酪農】フォンテラ、ブラジル乳業を売却(Stuff)

NZの乳業最大手フォンテラとスイス食品大手ネスレが、ブラジルで展開する合弁事業デアリー・パートナーズ・アメリカス(DPA)を、フランスの乳業大手ラクタリスに売却することで合意した。売却金額は2億1,000万NZドル。フォンテラは売却によりNZの乳業に資源を集中できるとしている。

【酪農】粉乳ベラミーズ親会社、FIRB規約に違反か(AU)

【酪農】グルメ食品マギービア、酪農製品売却を棚上げか(AU)

【畜産】NZ畜産界、家畜記録欠如がマイコ根絶の妨げ(RNZ)

【畜産】インフレと鶏不足、来年も鶏卵価格上昇見込み(OTH)

【水産】NZ水産モアナ、カキ養殖場拡大計画(RNZ)

【青果】NZリンゴ輸出スケールズ、利益目標達成へ(RNZ)

【青果】投資大手ヌビーン、QLDマカダミア農場を買収(AFR)

【食品飲料】豪の来年の広告、「手頃な報酬」の食品で増加(AFR)

豪では来年、食品や服飾の広告が増加し、旅行などの高額商品の広告は減少すると予想されている。米告代理店R/GAは、インフレが家計に打撃を与え旅行などへの出費が減り、「手頃な報酬」とされる食品などの広告が増加するとの見解を示した。

【食品飲料】デリバルー過去に黒字なし、今年は1億$損失(AFR)

【食品飲料】ウーリーズ、エンデバー株一部を6億$で売却(AU)

【食品飲料】ウールワース、ペット用品事業買収か(SMH)

【食品飲料】果物スナックのアニーズ、来年販売終了(OTH)

【食品飲料】NZスーパーへの食品卸価格、10%以上上昇(OTH)

【政策】UAE、豪との貿易協定締結に意欲(AFR)

アラブ首長国連邦(UAE)が、豪政府との貿易・投資協定に向けた交渉を進めたい意向を示した。二国間貿易額はコロナ前は110億豪ドル以上だった。主要輸出農産物は食肉。UAEは英印とのFTAがまとまった豪が、次に中東に目を向けるとみているようだ。

【政策】豪貿易相、EUとのFTA協議はあと6カ月(AFR)

【政策】NZ雇用機会均等当局、季節労働者の酷遇を指摘(OTH)

【環境】8000トンのプラスチックバック、豪3州の倉庫に(SMH)

【肥料】建設企クラフが破綻、ピルバラ肥料計画が暗雲(AU)

【林業】NZの製紙、従業員をロックアウト(OTH)

【その他】豪競争委、エンデバーのパブ物件放出に物言い(OTH)

【その他】豪エルダース、NZ農業サービスPGWの権益取得(SMH)

豪農業関連エルダーズが、NZのPGGライトソン(PGW)の株式の11.3%を3,710万NZドルで取得した。エルダーズは取得は地理的多様化戦略の一環とし、PGWの経営支配の意図はないとした。

(1豪ドル=約93円、1NZドル=約88円)

(12月9日〜12月15日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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