湖城の窓から
湖城の窓から「説明不足」

酪農家の加工業者から受け取る生産者乳価の国際比較で、オーストラリアが第1位となりました。牛乳の生産量が、直近では回復しているとはいえ過去最低水準で、限られたパイを奪い合う加工業者の競争が激しいことが理由です。 オーストラ […]

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湖城の窓から「気候変動を歓迎する?」

洋の東西を問わず、農業に雨が重要なのは周知の事実です。オーストラリアでは今後、エルニーニョ現象で乾燥が厳しくなるとの予報により、穀物は生産量の減少が予想されています。また畜産業界では、飼料が減少し牧草の生育も不調になると […]

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湖城の窓から「首相辞任」

オーストラリアの今週の出来事で最も衝撃的だったのは、ビクトリア(VIC)州の首相を9年間務めてきたアンドリュース氏の突然の辞任ではないでしょうか。同氏は会見で「自分の仕事を嫌う状況には置かれたくなかった」と述べ、問題が山 […]

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湖城の窓から「フードテック」

今週は、食生活の中に潜む食品偽造についての記事を取り上げました。食品偽造とされる行為は原産地の表示の偽造や内容物のすり換えなどで、正直なところ消費者としては被害に遭わないように対処するには難しい部分があります。 一方テク […]

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湖城の窓から「いいとこ取り」

筆者はオーストラリアでアマゾンのプライム会員になっています。映画はアマゾン・プライムビデオよりネットフリックスの方が断然面白いとも聞きますが、オンラインで買った商品が送料なしですぐに届く魅力に抗えず、切り替えできません。 […]

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湖城の窓から「インドネシアとの関係」

西オーストラリア(WA)州とインドネシアの貿易関係を、如実に示すものは何か?という問いが、地元紙に載っています。 急速に発展する東南アジアの新興国では天然ガスや鉄鉱石の需要も高まっていますが、答えは資源ではなく、即席麺で […]

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湖城の窓から「費用対効果」

オーストラリアでミツバチの寄生虫バロアダニ(ミツバチヘギイタダニ)が検知された地域が、徐々に拡大しています。これまで同国は養蜂が盛んな国では唯一の清浄国とされていたものの、昨年7月にニューサウスウェールズ州で初めて検知さ […]

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湖城の窓から「インフレは誰のせい?」

一時に比べ落ち着いたとはいえ、食品価格の上昇は続いています。そんな中で16億豪ドル(1豪ドル=約93円)をも超える純利益をはじき出したウールワース。生活コスト高に苦しむ消費者を踏み台にしたという反感も強く、公共放送ABC […]

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湖城の窓から「猶予はわずか」

オーストラリアの生体牛の最大輸出先インドネシアが、オーストラリア北部の出荷施設(4カ所)からの輸入を禁止して2週間以上が経過しました。輸入牛にウイルス感染症のランピースキン病(LSD)が確認されたというのが理由です。 ワ […]

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湖城の窓から「チャイナ・リスク」

中国でデフレ圧力が鮮明になりました。国家統計局が9日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比0.3%下落し、2年5カ月ぶりのマイナスです。生産者物価指数(PPI)は昨年10月から前年比で低下しており、消費者側と生 […]

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