今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年10月20日)

【穀物】麦芽ユナイテッドの買収完了、上場廃止(OTH)

仏社モルテリーズ・スフレの買収を受け入れたモルト製造世界4位のユナイテッド・モルト・グループが、ASXで上場廃止となった。同社は1株当たり4.1豪ドルで上場し、その後2.8豪ドルまで下落したが17日に4.98豪ドルで取引を終えた。モルテリーズは1株当たり5豪ドルで買収し、合併後は麦芽製造で世界最大手になった。

【畜産】干ばつ迫る、豪農家は羊を無料放出(SMH)

【畜産】中国富豪、WAの巨大畜産農地を放出(AFR)

【青果】豪でナシ購入者が減少、価格62%減(ABC)

【食品飲料】豪人のチップ支払い額、12%増(SMH)

オーストラリアのチップの額が17.93豪ドルで、昨年の16.05豪ドルから12%増加した。ホスピタリティー部門全体では11%増加したが、カフェは19%減、パブやクラブは23%減少した。レストランは8%増、テークアウト専門店は6%増だった。

【食品飲料】ドアダッシュ、IR法案で値上げ警告(AFR)

【食品飲料】エンデバーの役員内紛継続(OTH)

【食品飲料】労使改正ならコスト8割増=ウーバーイーツ(SMH)

【食品飲料】冷凍菓子製造のサラ・リーが破綻(AFR)

【食品飲料】著名飲食店Tetsuya's、今年の廃業撤回(OTH)

【食品飲料】SA州日本風菓子MRチーズ、店舗拡大(OTH)

【食品飲料】豪ノンアルワインNON、日本で販促(OTH)

【食品飲料】国民党が廃止予定フェアペイ法、飲食80%賛同(RNZ)

【環境】日系グリーンカーボン、豪大学・国家機関と提携(OTH)

グリーンカーボン(東京都港区)が、豪の大学・国家機関とカーボンファーミングによるクレジット創出プロジェクトの基本合意を締結した。200万haの農地を目標にカーボンファーミングでカーボンクレジットを取得する。長期的にはCO2換算で約5,000万トン相当分の取得を目指すという。

【肥料】インシテック、肥料分社化協議進まず(AU)

【ワイン】ヤラバレーのワイナリー、1.6億$のリファイナンスか(AFR)

【ワイン】TWE株主、役員給与で反対案が4割超(AFR)

【投資】パストラルパートナーズ、投資規模10万ha以上に(AFR)

【その他】包装パクト、会長の買収提案を拒否(AU)

【その他】豪農林水産省、ICT刷新でパートナー入札(OTH)

【その他】オーリゾン、農産物輸送に着目で高額投資(AU)

貨物鉄道会社オーリゾンは、石炭輸送からの移行と事業多角化を推進する目的で、鉄道やNTダーウィン港の施設などに3億豪ドルを投資し、国内各地への鉄道輸送能力を増強する。同社会長は「穀物や肥料など、高品質の農産物や食品の輸出需要が高まっている」とした。

(1豪ドル=約95円、1NZドル=約87円)

(10月13~19日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど

公式SNSをフォロー