ことの葉「シェフ待ち」
シドニーの多様な食文化が集まる街ニュータウンで友人たちとランチをすることになった。待ち合わせ場所のアフリカ系レストランの前まで行ったが閉まっている。外から窓ガラスに顔を近づけて中を見ても開く気配がない。
一足先に行っていたため、友人に連絡すると、待ち合わせ時間がちょうどレストランの開店時間だから問題ないと言う。その後、入り口付近でウロウロしていると中にいた人が出てきて、店内に案内してくれた。水とメニューが出てきたのでほっとして、遅れてきた友人と久しぶりの雑談を楽しんだ。
しかし、何だかおかしい。一向にオーダーを取りに来ず、キッチンは静かなまま。しびれを切らした友人がキッチンへ行き問いただすと、先ほど迎え入れてくれた人は食器洗い係で、肝心のシェフがまだ来ていないという。食事を待つのではなく、シェフが出勤するのを待つまでの忍耐力はなかったため、そそくさと別のレストランへ移動した。(亜梨)
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