今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年2月2日)

【酪農】NZ生乳生産増加、エルニーニョ影響なし(NZH)

NZ酪農産業協会(DCANZ)の最新データによると、23年12月の牛乳生産量は乳固形ベースで2.55%増加し、シーズン累計でも1.1%増加したことが分かった。業界関係者によると23年(暦年)の生産は好調で、24年1月も順調に推移している。エルニーニョは夏季に乾燥し気温上昇をもたらすとされるが、土壌水分や牧草の生育に影響はないという。

【酪農】フォンテラ、排出削減で電極ボイラー設置(NZH)

【畜産】アンズコ、幕張のトレードショー5年ぶり出展(OTH)

【畜産】政府の公約反故、生体家畜業界が反応「禁輸も撤回を」(OTH)

【畜産】北米で鹿肉需要、NZ市場が活発(NZH)

【青果】コスタの株主、米PEへの身売り支持(AFR)

【青果】NZで冷凍チェリー事業、食品ロス防止で(Stuff)

【青果】NZのアボカド輸出、記録的な低水準(RNZ)

【食品飲料】豪港湾の労使紛争続く、スーパーの商品枯渇も(AU)

港湾大手DPワールドと海運労組の紛争でサプライチェーンが圧迫されており、このまま解決しなければ店舗から商品が枯渇する恐れもありそうだ。WA州の貨物運送業トランジテイナーWAは、「スーパーに食品を供給している顧客がストの影響を受けており、在庫がなくなってきている」と指摘している。

【食品飲料】ライオンのビール部長、「低・ゼロアルビールの需要増」(OTH)

【食品飲料】スペリアーフード売却、メットキャッシュも食指(AFR)

【食品飲料】インフレ緩和も消費者は安値購入=リッチーズ(AFR)

【食品飲料】パブ経営PHG、ベインが5億$借換幹事に(AFR)

【食品飲料】ウールワース、価格の上院調査に強力ロビー会社を指名(AU)

【食品飲料】ドミノピザ、業績予想下方修正で株安(AU)

【食品飲料】破綻のサラ・リー、豪事業家クイン一族が買収(AU)

【食品飲料】マヌカハニー、豪NZで遺伝子に差異(RNZ)

【食品飲料】スーパーポイントはそれほど得なし=消費者NZ(RNZ)

【環境】世界の持続可能な企業、ブランブルズが2位に(OTH)

カナダの出版社が2024年の世界で最も持続可能な企業100社を発表し、豪ブランブルズが2位に選出された。同社は60カ国で再利用可能なパレットとコンテナのレンタルサービスを提供。選考者は廃棄物を新製品にリサイクルする「循環型経済」に関わる企業が増加している表れとした。

【環境】従来の山火事管理策、燃焼リスク悪化か(ABC)

【政策】VIC州政府、勧告のカモ狩り禁止実行せず(AGE)

【水産】ニッスイ傘下NZシーロード、同業買収を完了(NZH)

【その他】余剰食品市場Yume、200万$増資(OTH)

【その他】豪CPI、4Q食品は4.5%上昇(OTH)

【その他】豪12月小売売上高、食品0.1%増で飲食は1.1%減(OTH)

【その他】豪可処分所得、向こう5年は低水準続く(SMH)

デロイト傘下のシンクタンクがこのほど、豪世帯の1人当たり実質可処分所得は、コロナ流行初期のピークから9%減少し、少なくとも向こう5年間は08年の金融危機からコロナ流行期のトレンドを下回ると予想した。ほとんどの世帯が経済的圧力の増加を感じ、しばらくは厳しい状態が続くとした。

(1豪ドル=約96円、1NZドル=約89円)

(1月25日~2月1日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)

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