有機無農薬、温室ガス大幅削減の効果
国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の開催に合わせて、豪州の有機無農薬(オーガニック)農業の生産者も、その温室効果ガス排出削減効果をアピールしている。
連邦政府、水買い戻しに10億豪ドル拠出
連邦政府は14日、マレー・ダーリング川流域の環境回復のため、10年にわたり水管理権を買い戻す計画で、昨年2月から今年11月末までの間に、予算枠31億豪ドルの3分の1に当たる10億1,000万豪ドルを拠出したことを明らかにした。
NSW新首相、干ばつ地域の支援策拡大
ニューサウスウェールズ(NSW)州のケニーリー新首相は13日、干ばつの影響が深刻な同州北部を視察し、農家に対する支援策を800万豪ドル拡大する考えを明らかにした。
GMカノーラ、非GM地域の作物に混入
除草剤耐性のある遺伝子組み換え(GM)カノーラが、ビクトリア(VIC)州中央部ダノリーとウィメラ(Wimmera)西のリリマー(Lillimur)の非GM地域の作物から見つかったことが分かった。
酪農産業、回復期経て再び活況へ
乳製品の世界市場は2010年を通して次第に回復し、11年には再び好況に沸く――農業金融機関ラボバンクの予想を基に、10日付オーストラリアンが伝えた。
穀物害虫に薫蒸剤の耐性、研究で判明
プラント・バイオセキュリティー・コーオペレーティブ・リサーチ・センターはこのほど、害虫の研究を進める中で、東部地域の穀物害虫のほとんどが薫蒸剤として使用されるホスフィンへの抵抗力を持っていることを発見した。
ナットフーズと生産者、交渉合意近付く
キリンホールディングス傘下の乳業大手ナショナル・フーズ(ナットフーズ)と、タスマニア(TAS)州の酪農生産者による乳価交渉が難航している問題で、両者が合意に近付いていることが分かった。
豪スウィフト、SA食肉加工会社買収へ
ブラジルの食肉加工大手JBSフリボイ傘下のスイフト・オーストラリア(豪スイフト)はこのほど、南オーストラリア(SA)州ボーダータウンにある羊肉加工会社タティアラ・ミート・カンパニー(TMC)を、所有者のオランダ系食肉加工大手ビオン・フード・グループから買収することで合意した。