第454品 CAPIのスパークリングミネラルウオーター

炭酸水だけど飲み口がさっぱり

「甘くない」炭酸水を初めて飲んだのは、高校の時にサッカーの交流試合でドイツに行った時でした。ハーフタイムに用意されたのはコーラやスプライトで、運動=スポーツ飲料と思い込んでいた自分にはドイツ式は新鮮だったものの、飲めたものではありませんでした。代わりに手にした唯一の「水」がまさに炭酸水。世の中にこんなものがあるのかと気に入り、帰国してから探しましたが80年代の地方都市で手に入るべくもありませんでした。

それ以来、ボトル入りウオーターを買うなら炭酸水と決めている自分の目に留まったのが、メルボルンを拠点とする飲料製造CAPIが3.4豪ドル(1豪ドル=約104円、調査時)で販売する「スパークリングミネラルウオーター」(750ミリリットル)です。

CAPIは2008年に創業し、メルボルン郊外の水源を利用してコーラやトニック、ジンジャービールなど20種類以上のフレーバーの飲料を製造しています。顧客はスーパーマーケットやバーなど7,000社以上で、オーストラリアだけでなくアジア諸国へも輸出するなど積極的に事業を拡大しています。

CAPIがベストセラーとして押すスパークリングミネラルウオーターは、飲む前は正直言って何が他社と違うのか分かりませんでした。でも、一口飲んでその喉ごしの良さがクセになりました。また買いたい一品です。(欣達)

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