NZの輸出船舶コンテナ規制、7月から改正
ニュージーランド(NZ)の海事協会マリタイムNZは、全ての輸出用船舶コンテナについて、7月からコンテナ容器を含む全質量の明記を義務付ける規則改正を行っている。
製紙廃棄物からバイオ原油、豪と加が合弁
シドニーに拠点を置くバイオ燃料の技術開発会社ライセラ(Licella)がこのほど、カナダの総合林産品メーカー、キャンフォー(CanFor)と合弁事業「ライセラ・パルプ」を立ち上げ、キャンフォーのパルプ事業部門キャンフォー・パルプの製紙工場から出る廃棄物をバイオ原油に変換する商業プラントを開設すると発表した。
高層建築での木材利用、QLDで新研究所
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州のドナルドソン農林水産相は12日、QLD大学と共同で、木材資材の開発を研究する「オーストラリアン・リサーチ・センター(ARC)」を開設したと発表した。
NZ石炭会社、王子出資先から森林取得
ニュージーランド(NZ)のウェリントンに拠点を置く石炭採掘会社バサースト・リソーシズが、NZ南島の森林地85ヘクタールを取得することで、NZ海外投資局(OIO)から承認を得た。
王子傘下のNZ林業会社、24時間スト
王子ホールディングス(HD)傘下で、ニュージーランド(NZ)で木材や植林、パルプ事業を行うパンパック・フォレスト・プロダクツの従業員約200人が、パンパックから提示された労働協約の内容を不服とし、ホークスベイのネピアにある製材所で24時間のストを行った。
NZの道路補修、業界負担求める声が再燃
ニュージーランド(NZ)では、地方自治体が負担する道路の維持管理コストをめぐり、トラックで伐採木材を運搬し、道路劣化の原因の1つをもたらしている林業界による税負担が少ないとして、一部地域でのマスコミ報道をきっかけに、業界に公平な負担を求める議論が再燃している。
VICの天然林伐採支援は効果薄=PwC
ビクトリア(VIC)州の天然林伐採事業は、費用対効果がほかの産業と比べて大幅に少ないことから、税金を投じて成長を支援する価値は少なく、フルタイム雇用1人を創出するのに必要な費用は500万豪ドル(1豪ドル=約75円)以上と、ほかの産業の約12倍に達する─。