サウジ向け生体羊輸出、NZ農家は再開に慎重
ニュージーランド(NZ)のキー首相がサウジアラビアを訪問するなど、両国は自由貿易協定(FTA)締結を視野に協議を進めているが、NZの食肉産業はサウジアラビア向けの生体牛輸出の再開に消極的だ。
エルダーズ、中国高級食肉事業で黒字化
農業関連サービス会社エルダーズの子会社で、中国で高級食肉を扱うエルダーズ・チャイナ(旧エルダーズ・ファイン・フーズ)が、数年にわたる赤字経営から脱却し、黒字化を実現した。
豪牛肉輸入が基準超え、制限発動の可能性高まる
オーストラリア産冷蔵牛肉の累積輸入量が3月、日豪経済提携協定(EPA)で定められた緊急輸入制限(セーフガード)の発動基準を超えたことが分かった。
中国の新希望と豪有力農家、NSWの酪農場買収
中国の農牧大手である新希望集団とオーストラリアの食品会社フリーダム・フーズ、シドニー西部の酪農場レッピングトン・パストラル・カンパニー(LPC)などが参加するコンソーシアム(企業連合)、オーストラリアン・フレッシュ・ミルク・ホールディングス(AFMH)は4月23日、1カ所にある酪農場としてはオーストラリア最大である、ニューサウスウェールズ州西部の酪農場モクシー(Moxey)ファームスを買収することで合意したと発表した。
乳業MGとブラフーズ、破綻同業の資産取得
香港拠点の親会社の経営破綻を受けて売りに出されていた乳業会社ユナイテッド・デアリー・パワー(UDP)をめぐり、ビクトリア(VIC)州の乳業大手2社がそれぞれ、UDPの資産を取得した。
フォンテラが乳価予想引き下げ、今季一転増産へ
ニュージーランド(NZ)乳業最大手フォンテラは4月30日、今シーズンの生産者乳価の支払い見込みを固形乳1キログラム当たり4.50NZドル(1NZドル=約92円)と、前回予想の同4.70NZドルから引き下げた。
SA州ルーサン種子産地、米企業が農場取得
南オーストラリア(SA)州の飼料用ルーサン種子生産地域にある農場「ヤラリン(Yarralyn)パーク」を、米国拠点の企業が約400万豪ドル(1豪ドル=約94円)で取得した。