豪英のFTA、発効間近 畜産に恩恵、ワインは苦渋?

オーストラリアと英国の自由貿易協定(FTA)の発効が間近に迫っている。このほどシドニーを訪問したジョンソン英投資相が、英国での国内手続きが国王の裁可(ロイヤル・アセント)の段階に入り、来月末には立法化が整備されるとの見通しを明らかにした。両国のFTAは今年半ばにも発効する公算が強く、オーストラリアの輸出に対し99%以上が関税非課税(金額ベース)となる。畜産業界への恩恵が大きいとみられる一方、ワイン業界の見通しは暗い状況だ。【ウェルス編集部】

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について