地声人語・湖城の窓から- vol.543
【地声人語】
5文字の英単語を当てるゲーム、Wordle(ワードル)に夢中です。普段ゲームは全くしないのですが、1日1問、5文字の英単語を当てるだけの、このシンプルなゲームが朝の眠気覚ましにちょうどよく、すっかりハマっています。今は無料でプレイできますが、いずれ有料になるのではとの噂も。今のうちに沢山楽しんでおこうと思っています。(百芍)
100桝の数字を埋めるゲーム、百マス計算を始めています。スピードを競うのですが、かなりの集中力を必要とします。たかが足し算、されど足し算であなどれず、これは頭の体操にもなります。引き算やかけ算になるとさらにややこしいです。ベストタイム?秘密です。今のうちに頭を鍛えておこうと思っています。(西嵐)
14個の牌を揃えるゲーム、麻雀に凝り始めています。何年も前に一時帰国した時に、牌を持ってきたのですが、長らく棚にしまったままでした。ロックダウンの雨の休日の暇つぶしにちょうどよく、また打ち始めています。家族で打っていますが、いずれ子は出ていくもの。今のうちにオンラインゲームに登録しておこうと思っています。(尋助)
【湖城の窓から】
「フェイクフード?」
オーストラリアの畜産業から何かと目の敵にされる植物由来食品ですが、畜産業界が糸を引いた上院議会調査委員会が、商品名表示の基準変更を推奨しました。
要するに「植物由来テンダービーフ」や「ビーガン・ベーコン」など、従来の肉の呼称が肉代替食品の名称として使われることで、消費者が混乱するという主張ですが、一方の畜産団体の「代替タンパクに肉の名を許すことは国として恥ずべきこと」との言い分も、やや大げさという気もします。
植物由来肉大手のV2フードの社長は、先週のカンファレンスで「畜産業は長い伝統をもち、成功が約束された将来がある」と相手を刺激しない発言をしています。しかし自社サイトでは「動物系農業は温室効果ガスの排出や土壌の劣化、生物多様性の喪失を招く」と指摘。自社の使命は「肉を美味しく栄養豊かで持続可能にすること」と過激です。相容れる機会はないと認識しているのかもしれません。
さて、名称問題ですが、今後植物由来肉の名は、「Ganmodoki(ガンモドキ)」にしたらどうでしょう。日本の伝統的な肉の代用食品の名は、意味として最適ですし、日本的な名称が流行していることも良いタイミングです。
でも、こんな不真面目なアイディア、ヒートアップしている両者に提案したら、張り倒されること請け合いです。(編集長)
【ウェルスのトリビア 〜今週の紙面から〜】
宮城の老舗酒蔵田中酒造店の日本酒がオーストラリアの大手酒販エンデバーで発売されますが、この日本酒はある特別な認証を取得しています。さて、どんな認証でしょうか?
(答えは記事中に)