豪針葉樹の木材価格は下落、1~3月
オーストラリアの1~3月期の木材市場調査(TMS)では、針葉樹の主要な未処理構造材品で、グレードがMGP10とMGP12の価格が、前四半期から0.8~1.5%それぞれ下落した。
木材積出エデン港、災害被害で使用できず
オーストラリアの木材輸出会社アライド・ナチュラル・ウッド・エクスポーツ(ANWE)はこのほど、ニューサウスウェールズ(NSW)州で今月5~6日に発生した暴風雨により、同州エデン港のウッドチップ積み出し設備などが破壊され使用できなくなっていると明らかにした。
林業のR&D機関設立へ、政府が400万豪ドル拠出
オーストラリアのターンブル政権はこのほど、林産業の研究開発(R&D)機関「ナショナル・インスティチュート・フォー・フォレスト・プロダクツ・イノベーション」の設立に、400万豪ドルを拠出すると発表した。
豪産丸太の生産額が10%増加、14/15年度
オーストラリアで、2014/15年度に伐採された丸太(log)の総額が前年度から10%以上増加し、初めて20億豪ドル(1豪ドル=約78円)の大台を超えたことが、オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)による四半期報告で分かった。
NZで新安全法に備え、林業界で研修会
ニュージーランド(NZ)で新たな労働衛生安全法(Health and Safety at Work Act)が施行されたことを受け、NZの林業請負業者連盟(FICA)は業界の下請け業者に対し、新規制に関する特別研修会に参加するよう呼び掛けている。
ベトナム向けカンボジア産木材輸出、2年で8倍に
米国の非営利組織(NPO)フォレスト・トレンズとベトナムの林業業界4団体によると、カンボジア産木材の昨年のベトナム向けの輸出額が、2013年比で8倍となる3億6,200万米ドル(1米ドル=約109円)に達した。
豪政府、農場内での商業植林研究に52万豪$
オーストラリア連邦政府のジョイス農相はこのほど、植林地ではなく、農家が農場内で行う商業植林「ファームフォレストリー」の可能性を探る研究に、52万豪ドル(1豪ドル=約78円)を投じると発表した。
抗菌性高い蜂蜜を! 豪大学が原生植物を調査
医療用マヌカハニーの需要増を背景に、抗菌作用をはじめとするさまざまな効能を持つハチミツを特定しようと、オーストラリアの大学3校が共同で、国内に生息するフトモモ科ギョウリュウバイ属の木約86種の調査に乗り出した。
豪州向けカナダ産未処理挽材で新認証制度
オーストラリアの農業・水資源省とカナダ食品検査庁(CFIA)はこのほど、カナダの未処理の挽材について、害虫リスクを軽減し、オーストラリアに継続的に輸出可能にするため、国家認証プログラム(CUSWCP)を新たに設立した。