湖城の窓から
湖城の窓から「かき消された声」

大麦、ワイン、食肉、ロブスター、材木、綿花…。公式、非公式を問わず、中国がオーストラリアからの輸入を制限した農産物で、その合計被害額は200億豪ドルに上るとも言われます。しかし最近の豪中の緊張緩和の流れを受け、業界では中 […]

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湖城の窓から 「もちろん、嫌がられますよ」

今週号のトップ記事は、ビクトリア州ミルデュラでブドウ農場「Budou Farms」を経営する松崎絢子さんのインタビューです。 未曾有の高コストの中、機械や薬品を使えばもっと効率的に生産できるのに、あえて手間ひまをかけるの […]

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湖城の窓から「命題の答え」

ニュージーランド(NZ)で鶏卵不足が発生しています。動物福祉の重視により鶏の飼育規制が強化された結果、めぐりめぐって鶏が70万羽も減少したそうです。 フリーレンジ(放し飼い)はケージ飼育に比べ、飼料の消費量や必要な労働力 […]

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湖城の窓から「2023年を迎えて」

明けましておめでとうございます。本誌「ウェルス」は今年、前身の「豪州農業ニュース」の創刊から数えて16年目を迎えました。 農業・食品業界における直近の日豪NZの関係を振り返ってみると、ここ数年間は新型コロナウイルスの流行 […]

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湖城の窓から「もう一つの重大ニュース」

今週は年末恒例の「今年の重大ニュース」を計11本掲載しました。この中には入っていないのですが、今年のオセアニアの農業界ではもう一つ、大きな動きがありました。 それはニュージーランド(NZ)における、農地の林業地への転換で […]

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湖城の窓から 「青果を日本に売り込め」

オーストラリアの青果業界が、日本に熱い視線を向けています。先週号で報じたように業界団体のオーストラリア青果物生産者連合(AFPA)がこのほど、日本へ使節団を派遣しました。 この使節団、日本で「日豪青果業界交流会」なるパー […]

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湖城の窓から「女なんかと商売できない」

ビクトリア州とニューサウスウェールズ州の州境で、南オーストラリア州にもほど近いサンレイシア地域は、オーストラリアのブドウ生産の約70%のシェアを占めると言われます。 その地で10ヘクタール(ha)の農場を持ち、生産したブ […]

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湖城の窓から「ハードルは高くても」

日本の食品や農産物のオーストラリアへの売り込みが相次いでいます。直近2カ月で日本の3団体がシドニーで商談会を開催。数多くの日本メーカーが出展し、新市場に打って出るその進出意欲は頼もしく思えます。 一方で、オーストラリアに […]

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湖城の窓から「裏旬需要」

今年4月、ニュージーランド(NZ)のアーダン首相が日本を訪問した際に、「NZは日本と季節が逆」と強調、理想的な農産物貿易相手国としてアピールしました。また、オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州のファーナー農業水産 […]

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湖城の窓から「肥育牛の減少」

オーストラリアの肥育牛の頭数が減少しました。今週付の「豪の肥育牛頭数、減少も100万頭は維持」にあるように、業界団体の調べによると2022年第3四半期(7-9月)の穀物肥育牛は、前期から約1割減っています。 これについて […]

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