オーストラリアで始める農業ビジネス!
第43回 日本の目標「2030年までに食糧自給率45%、輸出額5兆円」の達成ノウハウ(マーケティング編:その3)〜未曾有の状況下で必要とされる「PEST」分析のノウハウ〜

今回は、農産物輸出を促進するための「マーケティング戦略」のフレームワークの内の1つ、「PEST」分析を用いて、オーストラリア市場に新規参入する場合の例(各々3つの項目)を挙げつつ解説します。 コンテンツの残りを閲覧するに […]

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【2022年農業食品重大ニュース1位】食品価格高騰、コスト吸収が限界に 企業も消費者も困惑

食品価格の高騰がオーストラリアの消費者や企業を悩ませた1年となった。食品・飲料の消費者物価指数(CPI)は今年第3四半期(7—9月)に前年同期比で9%上昇し、過去16年間で最も高い伸び率を記録した。ウクライナ情勢に伴う原 […]

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畜産
【2022年農業食品重大ニュース2位】インフレ急進と人手不足、農業界の重しに

今年はインフレの進行と労働力不足がオーストラリアの農業生産に影響を与えた。肥料や飼料、燃料など生産コストの上昇が重しになったほか、人手不足が農業界全体の大きな問題となった。一方で太平洋島しょ国を対象とした労働者受け入れ制 […]

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畜産
【2022年農業食品重大ニュース3位】穀物など生産と輸出が好調、インフラ課題も

今年の雨の多い気候は一部地域で洪水被害をもたらしたものの、広い範囲で十分な土壌水分量をもたらし、オーストラリアの農産物の生産を後押しした。穀物業界では冬作物の全国生産量が歴代2位の豊作になると予想され、牧草が豊富で肥育意 […]

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畜産
【2022年農業食品重大ニュース4位】東部州が水びたし、洪水被害で野菜不足も

オーストラリアでは今年、東部州で大規模な洪水が2度発生し、農業界や食品業界は大きな被害を受けた。3月の洪水では青果の生産量が激減し全国のスーパーで野菜や果物が品薄となったほか、国内最大の牛肉輸出港ブリスベン港は流出した障 […]

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畜産
【2022年農業食品重大ニュース5位】畜牛市場、転換期迎える

今年は過去2年にわたり上昇が続いていた畜牛市場が大きな転換期を迎えた年となった。2020年以降継続していた牛群の再構築で供給増加が見込める状況になり、畜牛価格が1月に急落した。市場が反落時期をさぐり続けていた状況に答えが […]

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政策・投資
【 2022年農業食品重大ニュース  AU番外】バイオセキュリティーに注目、口蹄疫やダニで

今年はバイオセキュリティーに注目が集まった1年だった。隣国インドネシアで偶蹄類動物の病気の口蹄疫が発生する中、7月にはメルボルンとアデレードで口蹄疫ウイルスの断片が発見された。また、これも牛の病気のランピースキン病のリス […]

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食品飲料
【 2022年農業食品重大ニュース  AU番外】日本の食品、豪市場で拡大目指す

国境が開放された今年、多くの日本の農産物・食品業界の企業や団体が来豪し、オーストラリアへの輸出拡大を目指すイベントを開催した。シドニーで行われた酒フェスには多くの日本酒専門業者が参加したほか、日本のコメの業界団体が卸業者 […]

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畜産
【 2022年農業食品重大ニュース  NZ1位】労働力不足、農業全分野で深刻化

ニュージーランド(NZ)は今年、段階的に国境を開放したが、農業界の人手不足は解消せず、ほぼすべての分野で労働力不足が深刻化した。キウイフルーツ業界では4月の収穫ピーク時に3割の労働力が足りず、食肉加工業界でも内臓肉などの […]

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畜産
【 2022年農業食品重大ニュース  NZ2位】牛のげっぷ課税に業界動揺、林業に恩恵か

ニュージーランド(NZ)のアーダン首相が今年10月、2025年から農場の排出量に応じた課税システムを導入する計画を発表したことで、農業界は大きく動揺した。特に家畜分野の反対は大きく、政府は12月下旬に農地の森林を排出量と […]

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