「豪と日本は特別な関係」 600号記念座談会 豪酪農製品協会、デアリーオーストラリア
オーストラリアの2021/22年度の乳製品の輸出額は38億豪ドル(1豪ドル=約88円)で、世界第4位の規模を誇る。輸出先は130カ国・地域にも及ぶ中、オーストラリアにとって特別な貿易相手国とされるのが日本だ。両国はこれま […]
豪の酪農家、来期の乳価の下落に懸念
オーストラリアの酪農家の間で、2023/24年度の生産者乳価のオープニング価格が下落するとの懸念が広がっている。乳製品価格の国際的な指標グローバル・デアリー・トレード(GDT)価格指数が、直近の競売で大幅下落したことが背 […]
NZ乳牛数、インフレ圧力で4年連続減少
ニュージーランド(NZ)の2021/22年度の乳牛の頭数が、484万2,122頭で前年度から1.26%減少したことが酪農団体デアリーNZの調査で分かった。17/18年度から4年連続で減少している。業界は減少の原因を新型コ […]
豪畜牛価格、当面は安定予想=ラボバンク
オーストラリアの畜牛価格はわずかな上げ基調になるとの見方が出ている。良好な気候と海外の牛肉需要が背景だ。農業系銀行ラボバンクは価格は底を打った兆候があり、少なくとも当面は安定した状態になると予想した。ファーム・オンライン […]
豪の牛肉産業、次の有望市場は米国の大学
米国は、牛群を回復させながら国内生産の減少分を補うため、世界市場から多くの牛肉を調達している。一方でオーストラリアは、大口注文だけでなく、生産者に最も利益をもたらす種類の注文を求めており、米国の大学向けの新たな市場の開拓 […]
畜産農家減少は噂?豪農家で多角化顕著に
オーストラリアの農業生産者は、農産品価格と生産コストのバランスを見ながら畜産または穀物栽培のどちらかを選択する傾向にあり、近年は畜産業を営む農家が減少していると指摘されてきた。しかし、こうした傾向に変化が見られており、今 […]
豪中が大麦関税見直しに合意、WTO提訴は中断
オーストラリアと中国が、農産物貿易を巡る紛争の終結に向け一歩を踏み出した。オーストラリアは自国産の大麦に中国が関税を課したことに対する世界貿易機関(WTO)への提訴を一時中断し、一方の中国は今後3-4カ月で関税の見直しに […]
豪穀物の低価格、主要因は「輸出能力不足」
穀物取引業界団体のグレイン・トレード・オーストラリア(GTA)はこのほど、オーストラリアの穀物価格が他国の水準を大幅に下回っている件について、競争の欠如による「市場の失敗」が原因ではなく、過去3年間続いた豊作を背景に輸出 […]
WA州カノーラ播種開始、作付は前年並みか
西オーストラリア(WA)州の農業地帯では1月から2月にかけて雨に恵まれたなかったものの、中部や南部ではここ2週間に安定した降雨に恵まれ、カノーラの作付が開始された。同州の穀物産業協会(GIWA)は最新の報告書の中で、カノ […]
TAS州、冬作物が過去最高の豊作
タスマニア(TAS)州でこの夏に収穫された2022/23年シーズンの主要冬作物の小麦、大麦、カノーラは、過去最高の生産量だったことが分かった。良好な季節条件や新品種の投入、政府出資の収穫向上プロジェクトによる農学指導が奏 […]