人工肉のタンパク質工場、VIC州で稼働へ
オーストラリアン・プラント・プロテイン(APP)は8日、人工肉製造に使用される植物由来のプロテイン工場の操業に必要な2,000万豪ドル(1豪ドル=約76円)の資金を確保したと発表した。
世界初!豪で牛の自動骨抜き技術の研究施設
オーストラリアの食肉加工大手テイズ・オーストラリアが世界で初めて、牛の食肉加工における自動骨抜き技術の研究開発(R&D)施設を開設することが分かった。
航空機利用の生体家畜輸出、パブコメ実施中
航空機を使った家畜生体輸出に関する基準の見直しについて、オーストラリア連邦政府の農業省の独立技術委員会がリポート草案を公開、パブリックコンサルテーションを実施し、広く意見を受け付けている。
酪農A2牛への需要が増加、高値で取引
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州のエチューカ(Echuca)で行われた酪農牛ホルスタイン種の競売で、ベータカゼインA2タイプのタンパク質のみを牛乳に含む「A2牛」が、一般の牛よりも400豪ドル(1豪ドル=約76円)以上高い価格で取引されたことが分かった。
NZウエストLの伊利への売却、株主賛成
ニュージーランド(NZ)の乳業2位の酪農組合ウエストランド・ミルク・プロダクツの株主を対象に、中国の内モンゴル自治区フフホト市に本社を置く伊利実業集団(Yili Industrial Group)への身売りについて意思を問う投票がこのほど行われ、大多数の株主が売却に賛成したことが分かった。
WA穀物地帯、追加の雨で例年並み収穫量も
西オーストラリア(WA)州穀物産業協会(GIWA)はこのほど発表した最新の報告書の中で、このところの降雨により同州の穀物ベルトの大部分は良好な状態にあり、追加で雨が降ればほとんどの地域で例年並みの収穫量を達成できるとの見通しを示した。
グレインコープ麦芽事業、スイス投資法人が関心
オーストラリア東部州最大の穀物商社グレインコープの麦芽事業に対し、スイスのプライベートエクイティ(PE)投資大手のパートナーズ・グループが関心を示しているもようだ。
豪サプリ企、中国人の代購は「持続性なし」
オーストラリアでサプリメントの製造・販売を行うスターコンボ・ファーマのリチャード・アレリー会長はこのほど、国内で盛んに行われている中国人による転売を目的とした購入代行ビジネス「代購(daigou)」に関し、「長期的な持続可能性は懐疑的」との見解を示した。
NZ6月食品価格、菓子で0.7%下落
ニュージーランド(NZ)政府統計局が10日に発表した6月の食品価格指数(季節調整値)は、1002ポイント(2017年6月を1000とする)と前月比0.7%下落した。
コールズ、マイクロソフトと提携で品ぞろえ改革
オーストラリアの小売り大手コールズがこのほど、米マイクロソフト(MS)と長期契約し、人工知能(AI)などデジタルシステムを活用した事業改革を行うことが分かった。