オセアニア農業の歩み「飲料業界での明暗」

今週のトップ記事では、オーストラリアのエナジードリンク市場の拡大を取り上げました。業界トップのレッドブル・オーストラリアが2025年に売上高の13%超を広告・販促に充てた点が印象に残りました。

「レッドブル」というと、自動車レースのフォーミュラワン(F1)やエクストリームスポーツのスポンサーというイメージを持つ方も多いかもしれません。ただ実際には、店頭での存在感づくりにもかなり力を入れています。オーストラリアのコンビニエンスストアやガソリンスタンドを訪れると、レジ横や入口付近にレッドブル専用の冷蔵庫やディスプレーが設置されている光景をよく目にします。これらは同社が貸し出しており、「飲みたいと思った瞬間に目の前にある」環境を整えることにつながっています。

今週は、ワイン大手トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)の事業再編方針も取り上げました。保有する76ブランドを30未満に集約するほか、米州事業の見直しやブランドや一部資産の売却も検討しています。先日、酒類販売大手エンデバー・グループもワイン事業の整理とコスト削減策を発表しており、国内大手が置かれている現状の厳しさが一層明らかになりました。

エナジードリンク市場が成長を続ける一方で、ワイン市場は世界的な消費減少という逆風に直面しています。

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ウェルス編集部

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