第391品 コーイーのビーフジャーキー
牛肉大国のオーストラリアで手軽に牛肉を食べたければ、ビーフジャーキーを選ぶべきでしょう。各社が競って商品を開発・販売する中、中身を連想させる茶色のよくあるパッケージとは違い、白地にシンプルな配色でまとめ、6豪ドル(1豪ドル=約90円、購入時)で販売する食品会社コーイーの製品が目立ちます。
ビクトリア州を拠点とする同社の名前は、元々先住民が遠くの仲間に呼びかける叫び声だとか。奇をてらった会社という印象を受けますが、商品開発はまじめそのもの。100%オーガニックをうたい、倫理面を重視した育て方にこだわった牛の肉を使ってビーフジャーキーを作っています。フレーバーは、マヌカハニー味やハバネロ・チリ味なども提供する一方、今回試したシーソルト味は肉の素のうま味を感じられる製品でした。
ただ、ビーフジャーキーはオーストラリアから日本に持ち込むことが難しい食品の一つ。検疫検査証明書がパッケージに表記されていれば問題ないのですが、コーイーの製品にはそれがないので注意が必要です。(欣達)
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