オセアニア農業の歩み「代替肉ブームの象徴企業のいま」

今週のトップ記事では、オーストラリアの代替タンパク質食品市場がかつての勢いを失い、再編の段階を迎えていることを取り上げました。オーストラリアでもステーキ風やチキン風など多数の代替肉商品を展開する米ビヨンドは、2019年に米ナスダック市場へ上場した当初、植物肉ブームの象徴として注目されました。ところが、ここ数年は業績が大きく悪化しています。会社自身も代替肉市場全体に逆風が続いていると認めており、短期間での急回復を見込む状況ではありません。

環境面や人口増への対応として、代替タンパク質は長期的には重要な選択肢であり続けるでしょうが、理念や話題性だけでなく、味、価格、健康面でのイメージをどれだけ改善できるかが成功の鍵になるでしょう。

最近、オーストラリア本土で初めて高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が確認され、日を追うごとに情報が更新される中、畜産業界でも警戒感が高まっています。感染拡大が確認されれば、食品価格や輸出にも波及しかねません。今後も当局の監視結果や業界の対応を注視していきます。(本田歩)

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ウェルス編集部

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