第560品 マダム・タイガーのタイガーナッツミルク
オーストラリアのスーパーマーケットのハリスファームで、ポップなパッケージが目に飛び込んできて、何なのかもよく分からないまま思わず買い物かごに入れてしまいました。それが地場企業マダム・タイガーのタイガーナッツミルク。アーモンドミルクでおなじみのナッツミルクの仲間か、と思いきや、実は全然違いました。
タイガーナッツはナッツではなく、小さな根菜です。しま模様がトラを思わせることから、この名が付いたそう。西アフリカやスペインなどで古くから食べられ、マダム・タイガーの商品にはタイガーナッツが12%使われています。コーヒー向けの「バリスタ」と、植物性たんぱく質やビタミン、ミネラルを重視した「オリジナル」の2種類があります。今回はバリスタを購入しましたが、自然な甘みとクリーミーな口当たりがあり、泡立ちも抜群です。価格は1本当たり5.99豪ドル(1豪ドル=約114円、価格は調査当時)。
ブランド誕生のきっかけは、創業者ローラさんが西アフリカ・マリ出身の義父を通じてタイガーナッツを知ったこと。現在はブルキナファソの女性中心の農業組合などから調達し、オーストラリアで製造しています。栽培には雨水だけを利用するという、環境負荷の小ささも魅力です。
牛乳でもナッツミルクでもない、根菜のミルク。見た目に引かれた衝動買いでしたが、中身を知るほどパッケージ以上に個性的な1本でした。(岩下)
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