食品小売業、更なる値上げ局面に 消費者行動に変化も
オーストラリアの小売大手ウールワースが、販売価格の更なる値上げを示唆した。同社に納入する主要サプライヤーの約4割が、高騰するコストにより卸価格の引き上げを申し入れたことが背景にあり、ウールワースが販売する商品の5割が値上 […]
豪酪農輸出、日本の存在感弱まる 需要安定せず
過去30年にわたり日本に乳製品を輸出していたオーストラリアの乳業大手バラ・フーズ(Burra Foods)が最近、台湾やベトナム、中国本土など他市場に注力しつつある。
豪コメ生産、5年ぶりの高水準 作付面積も3割拡大
コメの収穫期が半ばを過ぎたオーストラリアで、主要生産地であるニューサウスウェールズ(NSW)州の今シーズンの生産量が60万-65万トンと予想され、直近の5年間で最大の生産量になるとみられている。
エビ養殖プロジェクトが頓挫 ニッスイが出資
日本水産(ニッスイ、東京都港区)が出資するオーストラリアのエビ養殖大手シーファーム・グループ(SFG)はこのほど、株主に対し北部準州(NT)に世界最大のエビ養殖場を開設する「プロジェクト・シードラゴン(PSD)」に関し、現行の形式では実行が不可能になったことを明らかにした。
来年度の豪農業はどうなる? 予算案で農業に6億$
オーストラリア連邦政府は先月29日に発表した2022/23年度新年度予算案で、農業分野に対し6億豪ドル(1豪ドル=約95円)を割り当てた。
豪の牛乳生産量、過去最低水準へ 需要は強く、価格は上昇
酪農業界団体デアリー・オーストラリア(DA)はこのほど発表した最新リポートで、2021/22年度(21年7月―22年6月)の牛乳生産量が85億9,000万―87億7,000万リットルと、前年同期に比べ1―3%減少し、過去最低水準になると予想した。
豪の農業生産高、810億$とピークに 次年度から縮小見通し
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は1日、2021/22年度(21年7月~22年6月)の農業生産高が810億豪ドル(1豪ドル=約84円)と、前年度比18%増の過去最高に達するとの見通しを発表した。