NNAオーストラリア社長、オセアニアのニュースを斬る!

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第220回 日本に待ち受けるリスクとは(下)

(前回からの続き)懸念されているのは、オーストラリア側のリスクだけではない。日本側に絡むリスクも指摘されている。「オーストラリア政府は軍事プロジェクトの数ある失敗を経ていながら、またリスクの高い日本オプションを選んだこと […]

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第219回 日本に待ち受けるリスクとは(上)

オーストラリア政府が、海軍の次期新型フリゲート艦として、日本の三菱重工業が開発する護衛艦新型FFM(改良もがみ型)を採用することになった。オーストラリア政府は性能や納期、日本と米国の安全保障関係などを優先した形で、日本に […]

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第218回 ディストピアに突き進む?

街中に監視カメラが溢れ、ネットでの政治的発言で逮捕される――。英国人作家のジョージ・オーウェルが1949年に、国家によって監視・管理社会(ディストピア)化した近未来社会の恐ろしさを描いたSF小説「1984」の舞台版が、く […]

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第217回 労働党政権のジレンマ(下)

(「上」はこちら) そのオーカス(AUKUS)は現在、存亡の危機に直面している。ドナルド・トランプ氏が米大統領選挙で勝利した直後の昨年11月時点で、筆者は当欄で、オーカスの将来の実現性について大きな懸念が浮上しており、「 […]

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第216回 労働党政権のジレンマ(上)

イスラエルとイランの紛争を巡るオーストラリア労働党政権の対応を、興味深く見ている。アルバニージー首相やウォン外相などの労働党幹部は一見、トランプ米大統領の意向に沿った発言をしている。米国によるイランの核施設攻撃を支持し、 […]

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第215回 100kmという艱難

オーストラリアに住む日本人女性の友人が、100キロメートルのマラソンを21時間で完走した、と目を輝かせて聞かせてくれたのは約1年前のことだった。それも平たんな舗装道路ではなく、急峻(しゅん)な坂道だらけのブルーマウンテン […]

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第214回 優先順位記載方式という破壊力

オーストラリア連邦総選挙で労働党が圧勝したことで、保守連合(自由党・国民党)が完膚なきまでに壊滅させられる実態を垣間見ている。前回3年前の総選挙でモリソン首相(当時)率いる保守連合が大敗した際も、保守連合の地方組織の崩壊 […]

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第213回 自由党と自民党

今回のオーストラリア連邦総選挙で労働党が地滑り的勝利を果たしたのを目の当たりにして、3年前(2022年)の前回の総選挙後に抱いた感覚を思い出した。当時は保守連合(自由党・国民党)政権が9年続き、新型コロナウイルスで疲弊し […]

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第212回 オーストラリアの選挙はどうなっているのか(その4)

オーストラリア連邦総選挙の投票が、あす3日に全国で実施される。今回の選挙は、高騰する生活費と住宅不足対策という2大争点に絞られている。中国をにらんだ安全保障や、原子力発電の是非を巡るエネルギー政策も争点ではあるが、少なく […]

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第211回 オーストラリアの選挙はどうなっているのか(その3)

オーストラリアの連邦議会では、日本の衆議院に当たる下院(House of Representatives)の議員数は151人で、参議院に当たる上院(Senate)は76人であることは前回説明したが、投票のシステムはそれぞ […]

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