NNAオーストラリア社長、オセアニアのニュースを斬る!
第232回 ニュージーランドから脱出する?(下)
(5月29日号の続き) だが、ニュージーランド(NZ)が唯一世界で戦える産業がある。それが農業だ。NZは1ヘクタール当たりの農業生産高は世界で最も高い国の1つだ。通常なら低所得国が依存する産業である農業を、肥沃な土地と豊 […]
第231回 ニュージーランドから脱出する?(上)
ある国の首相が、首相を辞めて数年したらさっさと別の国に移り住んでしまったとしたら、元の国の国民はどう感じるだろうか。「自国に愛着もない人物が首相をしていたのか」「われわれに対する冒とくだ」――そう思われても仕方ないだろう […]
第230回 駄馬が十日駆けるということ
中国・戦国時代の思想家「荀子」の書物に、「駑馬十駕(どばじゅうが)」という成句が出てくる。学生時代にこの言葉を知って、いたく気に入り、以来処世訓としてきた。駑馬は「足の遅い駄馬」、十駕は「十日走ること」。要するに「足の速 […]
第229回 国家の財布を監視するのは誰か
財務省のトップが、国民から集めた税金を新年度にどう配分するかという予算案を、固唾を飲んで見守る国民の前で発表する――。オーストラリアでは12日がその日で、1年で最も重要な日と言っていいだろう。予算案の責任を一手に背負うチ […]
第228回 オーカスを日本が救う?
日本の高市早苗首相がこのほどオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相と安全保障や重要鉱物、エネルギーなどの幅広い分野で共同宣言をまとめた。このことは、日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」を一段と深めた形になった。実は […]
第227回 中国車シェアが70%になる日
メルボルン出張中にウーバーを利用した際、現れた車はテスラ車の「モデルS」だった。テスラ車には初めて乗ったので、その性能や乗り心地などについて運転手の男性と話していると、その彼がオーストラリアの電気自動車(EV)事情につい […]
第226回 日本は一人で歩く?(下)
(上・中からの続き)オーストラリアを例にすると、中国は日本よりはるかに経済規模が小さいオーストラリアに対し、数年前の激しい対立がありながらも、現在は一定の敬意を払っているところがある。万が一、アルバニージー首相が連邦議会 […]
第225回 日本は一人で歩く?(中)
(前回からの続き) 中国はまた、米国や欧州で中国の正当性を訴える2国間外交を展開している。その尋常でないほどの積極さから、台湾併合に向けた焦りさえ垣間見える。 まず、11月24日に習近平国家主席が米トランプ大統領と電話会 […]
第224回 日本は一人で歩く?(上)
オーストラリアのスコット・モリソン元首相が、アルバニージー現政権に対して「見て見ぬふりはやめよ」と訴えている。高市首相の「台湾有事」に関する国会答弁を巡り、中国が現在、日本に対してあらゆる形で威圧を強めているにもかかわら […]
第223回 日本の先を突き進む韓国の防衛産業(下)
(前回からの続き)実はここで問題となるのが、ハンファの動向だ。ハンファ・オーシャンはすでに、ヘンダーソンで建造するオースタルの株式9.9%を取得済みで、さらに出資比率を19.9%に引き上げるため、外国投資審査委員会(FI […]










