豪食肉JBS、追跡情報システムの試験前進
オーストラリアで事業を展開している食肉最大手ブラジル系JBSオーストラリア(豪JBS)が、人工知能(AI)やブロックチェーン、IoT(モノのインターネット)技術、感知装置などを駆使して、食肉が牧場から消費者の手に届くまでのすべての過程に関する追跡情報を自動で管理し、情報提供できる画期的なシステムの技術試験を進めている。
ウイルス影響なし?a2ミルク業績良好
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場するニュージーランド(NZ)の乳業a2ミルク・カンパニーは、新型コロナウイルス感染による肺炎(COVID19)の拡大の影響を受けず業況は良好だ。
乳業ベガ上期増益、干ばつ打撃も多角化が奏功
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の乳業ベガ・チーズが、厳しい干ばつの影響で2019/20年度上半期(19年7月~12月)の牛乳の集荷量が前年同期比で13%減少したことを明らかにした。
業界一丸!乳製品包装すべて再利用可能に
オーストラリア酪農協会(ADIC)は、2025年までにすべての包装をリサイクル可能で堆肥化でき、再利用可能なものにするという酪農業界の計画を明らかにした。
WA産穀物、家畜フィードロット増え価値上昇
オーストラリア・西オーストラリア(WA)州では、フィードロット(肥育場)の増設などさまざまな畜産関連のプロジェクトが進んでおり、今後数年に同州の穀物への付加価値増加につながりそうだ。
SA州政府のGM解禁計画、紆余曲折
南オーストラリア(SA)州政府が進めている遺伝子組み換え(GM)作物の栽培禁止措置の解除をめぐって、州議会の上院に当たる立法評議会で3月第1週に、法案2件と取り消し動議1件について協議と投票が行われた。
新型肺炎、NZ農産物輸出を直撃
ニュージーランド(NZ)政府統計局(SNZ)はこのほど、中国湖北省武漢市を中心に感染が拡大した新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)影響で、NZからの中国向け輸出において4週間で約3億NZドル(1NZドル=約68円)の損失を被った可能性があるとの試算を明らかにした。
アサヒ一部ブランド売却、ハイネケンが有力か
アサヒグループホールディングスによるオーストラリアのビール最大手カールトン&ユナイテッド・ブリュワリー(CUB)の買収に関して、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が表明した市場の競争低下への対応として、アサヒは2つのビールブランドと3つのサイダーブランドを分離し売却することを決めた。



