湖城の窓から「大願成就」
酪農の業界団体イーストAUSミルク(eastAUSmilk)は今年3月、大手スーパーはプライベートブランド(PB)牛乳の価格を1リットル当たり2豪ドル(1豪ドル=約92円)に値上げすべきと主張していました。
それに対しスーパー側は、豪自由競争・消費者委員会(ACCC)の「国内の小売価格が生産者乳価に直接的な影響を及ぼす可能性は低い」との見解を取り上げ、同時に「過去数年間、数千万豪ドルに上る卸売りコストの上昇分を受け止めてきた」と後ろ向きの姿勢を示しました。
しかし現在、インフレの急速な進行でPB牛乳の小売価格は同1.6豪ドルに達しています。イーストAUSミルクは今後数カ月で2豪ドルに達すると予想。「当時は誰もが現実味がないと思っていたが、遅かれ早かれ実現する」としています。酪農者連盟も「2豪ドルのPB牛乳は、市場の現実を反映している」とコメントしました。
酪農業界は、青果物が気候条件により価格が急速に上昇したことを引き合いに、「牛乳もかつてと同じ費用では生産できず、『幻想的な販売価格』では持続不可能」と強調していました。
PB牛乳の価格は2018年以降の4年間で2倍に上昇する勢いですが、600ミリリットルのコカ・コーラの価格が3豪ドルの今、値上げしてもまだまだ安いという主張は、あながち的外れではないのかもしれません。(編集長)
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