農業界にバイオ安全対策強化 口蹄疫やダニ被害で

オーストラリア連邦政府のマレー・ワット農業相が9日、同国初の「国家バイオセキュリティー戦略」を発表した。オーストラリアでは現在、インドネシアで発生した家畜伝染病の口蹄疫やランピースキン病の侵入に対する懸念が高まっているほか、ミツバチの害虫で本来国内にいないバロアダニも検知され危惧が広がる。こうした事態に農業界では、バイオセキュリティーの強化を求める声が強まっていた状況で、労働党新政権は一定の方向性を示した格好と言える。【ウェルス編集部】

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