今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年1月25日)
【酪農】米企業と訴訟中の粉乳ケアA2+、請求棄却の危機(AU)
【畜産】米国業界団体、豪NZの羊肉への関税運動停止(RNZ)
米国羊産業協会(ASIA)が、豪NZの羊の輸入関税引上運動を中止することが分かった。同協会は安価な輸入品が国内生産を減少させると懸念する一方で、法的費用が100万米ドル以上と推定されることで中止を決定。現在のNZ産羊肉の関税は、0.7-2.8%。
【畜産】WA生産者、生体羊輸出で首相と議論要望(WA)
【畜産】VIC州で羊価格が大幅上昇(OTH)
【畜産】NZ生体家畜輸出再開へ、100万$キャンペーン開始(RNZ)
【畜産】NZで羊皮への需要が上昇(RNZ)
【青果】キウイのゼスプリCEO、退任しドリスコルへ(NZH)
【青果】NZサツマイモ、天災から復活(RNZ)
【青果】NZでリンゴ消える、サイクロンなどで供給影響(RNZ)
【食品飲料】給油アムポル、コンビニ好調で最高益更新へ(OTH)
豪給油大手アムポルは、好調なコンビニエンスストア部門が押し上げ、2023年度(暦年)は、前年度の過去最高益を更新する見込み。給油やインフラ事業も好調な一方、カルテックスとNZのZエナジーに併設するコンビニよる利益拡大を想定。23年度決算は2月19日に発表予定。
【食品飲料】NZスーパー、技術投資不足で価格設定ミス=消費者NZ(RNZ)
【食品飲料】連邦の食品小売り価格調査、7割が支持(AFR)
【食品飲料】NZスーパー南北合併、業界構造の変化=消費者NZ(NZH)
【食品飲料】NZウールワース、7年間給与支払い不足か(RNZ)
【水産】海藻飼料サプリ、SA州で商業供給開始(OTH)
飼料添加剤製造のCH4グローバルが、家畜のメタンガス排出量の削減効果がある海藻カギケノリ(Asparagopsis)を原料とする飼料添加剤を、栄養剤製造CirProに商業規模で販売した。CirProは同製品をSA州の肥育場HB Ruralで使用する予定。CirProは25年までに、1日1万頭の牛に使用する計画という。
【ワイン】NZの大学スタートアップ、ワイン研究に300万$獲得(NZH)
【環境】サイクロン・キリー、QLDに直撃か(AU)
【環境】ヒアリの根絶に時間なし、専門家が警告(SMH)
【環境】洪水被害でもリジェネラティブ農業で生き延び(WA)
【綿花】綿花ナモイとルイ・ドレフュス、買収契約締結(OTH)
穀物メジャーのルイ・ドレフュス(LDC)が、綿加工最大手ナモイ・コットンの株式83%を買い取る拘束力のある契約に署名した。100%子会社になる。今後は規制当局と株主の承認を得る段階だが、ナモイ取締役会は買収支持を表明ずみ。加工製造が外資の手に渡ることで、国内産業の空洞化を指摘する声もある。
(1豪ドル=約97円、1NZドル=約90円、1米ドル=147円)
(1月19~24日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど)
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