第441品 マジャンズのブージャ「オージー」
「マジャンズ」と「ブージャ」といきなり言われて何のことかすぐ分かるでしょうか。マジャンズは、インド系移民が1960年に立ち上げたブリスベン拠点の食品会社の名前です。オーストラリア先住民の言葉で「大地」を意味するとか。そしてプージャは、インドの米菓子の通称です。同社のスナックは、クラッカーや乾燥めん、乾燥豆が混ぜ合わさり、インド系のスパイスで味付けされています。
つまり、マジャンズはオーストラリアで楽しめるインド風味の菓子メーカーですが、そんな同社が2月に販売したばかりで、思わずスーパーの陳列棚から手に取ってしまったのが、4.5豪ドル(1豪ドル=約99円、調査時)で販売されているプージャの「オージー」です。
インド系食品にこだわり続ける彼らが示すオーストラリアの風味は一体どんなものでしょうか。パッケージは、先住民アーティストが描いた鮮やかな黄色主体の点描画が目を引きます。
彼らが解釈するオージーは、マヌカハニー&レモン・マートル味でした。ヘルスレーティングは、最高5段階評価の2ですが、味は予想外にうまくまとまっており、また食べたくなります。ただ、これが「オージー味」なのかどうか、一度手にとって判断してみてもらいたい一品です。(欣達)
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