編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「2024年を迎えて」

明けましておめでとうございます。筆者の住むシドニーでは近年、本格派の日本食レストランの出店が目立ちます。また、地場のスーパーで販売される日本食材も目に見えて増えました。「日本の食」に対する認知度が一層高まった証しと言える […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「オセアニアの存在感」

今年の筆者の個人的ニュースは、6年ぶりに日本へ一時帰国したことです。商売柄、日本に滞在中もオーストラリアやニュージーランド(NZ)の出来事は気になりますが、今回流れたのはクイーンズランド州の大雨のニュースでした。 しかし […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「気になる動き」

オーストラリアの11月の失業率が、3.9%と18カ月ぶりの高水準になりました。こうした中、農林水産業界の雇用動向はどうでしょう。業界の労働者数は約30万900人で全体の2.2%。平均給与は1週間当たり1,100豪ドル(1 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「豪NZのメタン対策」

先週からアラブ首長国連邦で開催されている気候変動対策の国連会議「COP28」では、今年の地球温暖化ガス(GHG)排出量が過去最大になるとの見通しが確認されました。全世界で昨年より1.1%増えるとのことで、新型コロナウイル […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「豪企業はどこに?」

今回は、オーストラリアの綿加工最大手ナモイの買収について取り上げました。この買収でオーストラリアの綿花がメジャーの流通網に乗り、販売機会の増加が期待されますが、一方で国内産業としてはコモディティーの1次供給に限定されるだ […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「政府の支援は無用の長物?」

先週のトップ記事で、オーストラリアの乳製品輸出シェアが世界5位に転落したことを取り上げました。オーストラリアのシェアは、2021/23年度に4.7%で前年度の4.8%から縮小し、一方で4.5%から5.3%へ拡大した英国が […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から 修理する権利

持続可能な社会の実現や再生・再利用、循環型社会に対する意識の高まりから、世界中で「修理する権利」に注目が集まっています。 欧州では今年6月、電子機器のバッテリーを交換可能にすることが義務付けられ、米ニューヨーク州では7月 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「友人を装う敵」

豪中の関係改善が急速に進んでいますが、オーストラリア国立大学の経済学者ゴーリー教授の見解が興味深いのでご紹介します。 「互いを必要としている友人を装う敵」という刺激的なタイトルで、豪中両政府はビジネスを行うに当たり、互い […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「NZの挑戦者への支援」

ニュージーランド(NZ)で2021年に鳴り物入りで開業したオンラインスーパー、スーピーが破綻しました。スーピーは、農家育ちの創業者ボール氏が18カ月かけて国中の生産者を訪問し、仕入れ先を選定。見た目は従来のスーパーの基準 […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「羊の価格下落の原因は?」

最近になって盛り返していますが、長期に渡り下落が続いたオーストラリアの羊の価格。業界からは連邦政府の生体羊の海運による輸出の禁止方針が、価格の下げ圧力になっているという声が出ています。 これに対し農業資源経済・科学局の代 […]

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