第72品 キャドバリーのアーモンドチョコレート
甘いお菓子に目がないオージーにとって、キャドバリーのチョコレートは日常生活に最も溶け込んだ商品かもしれません。今回紹介するのは、同社のプラスチックボトル入りアーモンドチョコレートです。昨年のクリスマス時期には、ギフト用にこの商品が大量にスーパーに並んでいました。320グラム入りで約5豪ドル(1豪ドル=86円、価格は調査当時)と、アーモンドチョコレートとしては比較的安めです。
キャドバリーはロンドンに本社を置くブランドですが、1900年代初頭からオーストラリアで独自に発展してきました。青を基調としたデアリー・ミルクチョコレートは、オーストラリアのアイコン的チョコレートと言えるでしょう。
味はオージーの味覚に合わせたようで、ミルクチョコレートとしては甘さが目立ちます。またアーモンドチョコレートにうるさい筆者からしますと、アーモンドをコーティングしているチョコレートの厚みがありすぎるように思います。そのため、口に入れてアーモンドをかじった時に、チョコの量が多くてアーモンドとのバランスが取れていない気がします。オーストラリアで売られている数あるアーモンドチョコは、同じ商品でもその比率が中身の粒によってばらつきがあり、単にコーティングするだけで消費者を満足させられるのかもしれません。(西嵐)
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