第4回 「健康は食から!」スパイラル・フーズのキンバリーさん

カフェで黄色の紙パックに入った豆乳「ボンソイ(Bonsoy)」を目にすることが増えた。クリーミーで味が濃く泡立ちが良いために、乳成分を含まないノンデアリーながらもフルクリーム牛乳のような濃厚な味わいが楽しめる。実はこのボンソイ、日本の伝統食品などを輸入するスパイラル・フーズと日本の製造元が共同開発した「メードインジャパン」商品だ。セールス担当のキンバリー・ノートンさん(写真)に話を聞いた。

ボンソイとはフランス語ですばらしいを意味するBonと大豆のSoyを合わせた造語。同社は日本の豆乳の健康効果に着目したものの、そのままでは大豆の味が強すぎるとして、オーストラリア市場向けに味をアレンジ。それでも他社製品と比べると味が濃くまろやかで、独特の存在感を放っている。現在はノンデアリーのロングライフミルク市場で25%のシェアを握る。ココナツ味など3種類を販売していたが、今のオリジナルだけが残った。

スパイラルは1970年代にメルボルンで設立。日本の伝統食をベースにした食事法「マクロバイオティックス」がきっかけとなり、むそう商事(大阪市)と組んで40年近くにわたり日本の伝統食品やオーガニック食品などの輸出入を行っている。当初はみそやたまりじょうゆなどを輸入していたが、日本食の浸透に伴って扱う商品も増えた。同社製品はオーストラリアのほか、東南アジア、米国、南米コロンビアでも販売されており、日本向けにはココナツオイルやオーストラリア産のオーガニックパスタソース、オーガニックオイルなどを輸出している。扱う商品は350種類に上り、その3分の1が日本の食品だ。

投稿者プロフィール

公式SNSをフォロー