今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年9月15日)

【畜産】豪PE、NZ養鶏大手メインランドを買収計画(AU)

NZの養鶏大手メインランド・ポルトリーを、豪PE企業パシフィック・エクイティ・パートナーズ(PEP)が買収する意向とみられる。メインランドは投資銀行ルミニス・パートナーズを買収に備えた顧問として任命した。NZは卵の輸入に厳しい規制があり、メインランドが競争に直面する可能性は低いとされる。

【畜産】Mort & Co、家畜糞尿を肥料に転換(AU)

【畜産】NZシルバーファーン、CEOが退任(Stuff)

【畜産】英富豪、インサイダー疑惑もAACo持株拡大(SMH)

【酪農】粉乳バブス、販促や出張費でコスト膨張(AFR)

【酪農】NZフォンテラ、役員数削減へ(NZH)

【青果】VIC青果生産者、エルニーニョ宣言前に乾燥対策(AU)

【青果】シドニーのシェフ、世界でも珍しい地下農園(SMH)

【青果】AACo元代表、豪マカダミア産業参入の英ファンド幹部に(AFR)

【水産】マルハ傘下NZサンフォードの漁獲権譲渡、当局が承認(NZH)

マルハニチロが出資するNZの水産大手サンフォードが、北島の沿岸漁業の年間漁獲権(ACE)を同業のモアナNZに譲渡することに関し、商業委員会が承認したことが分かった。サンフォードは漁獲割当(クオータ)を維持した上で、長期契約に基づきモアナにリースする予定だ。

【食品飲料】バーガーのグリルド、3000万$の研修助成金(AFR)

【食品飲料】ウールワースのメディア事業、個人情報見直しで危機(AFR)

【食品飲料】コールズ、従業員保護で装着カメラ導入(ABC)

【食品飲料】豪オールプレス、虎ノ門で返却できるマグ導入(OTH)

【食品飲料】韓国ネネチキン、NZで拡大計画(OTH)

【ワイン】シドニー飲食店、NSW産ワイン提供率は11%のみ(SMH)

【ワイン】ワインメーカー、環境影響考慮で瓶よりカスク(WA)

【環境】豪企業35%、温室効果ガス排出削減で苦闘(AFR)

豪企業201社を対象にした調査で、35%の企業が温室効果ガス排出削減義務を十分に果たせいないことが分かった。また30%が排出権を既に購入し、29%が将来的に購入予定。ネットゼロ目標を持つ企業と温室効果ガス排出削減目標を持つ会社の割合は、それぞれ43%と26%だった。

【環境】NTで山火事、消防ヘリ発動(AU)

【政策】自由貿易協定は実利が重要、豪首相がEUに通達(AFR)

【政策】SA州議員、マレーダーリングで買取案支持(AU)

【肥料】インシテック、肥料部門の売却案は維持(AFR)

【肥料】インシテック、QLD工場老朽化でまた生産縮小(AU)

【肥料】NZ農業の窒素肥料制限、政権交代でも続行見通し(Stuff)

【その他】カタール航空の増便禁止、農業界にも影響(SMH)

【その他】農業人材誘致にはイメージ近代化を=元政治家(AU)

【その他】豪7月の日本人訪問客が倍増(OTH)

7月に来豪した日本人が3万540人と前月から倍増し国・地域別で5位となった。3万人を超えるのは2020年2月以降初めて。また、中国人訪問客数は7万9,040人で前月比111%増と急増。NZに次ぐ2位だったが、1位に返り咲くのは時間の問題だとみられる。

(1豪ドル=約94円、1NZドル=約86円)

(8月13~19日、出所:ウィークリー・タイムズ(WT)、公共放送ABC、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)、オーストラリアン(AU)、ウエスト・オーストラリアン(WA)、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)、エイジ(AGE)、ラジオNZ(RNZ)、NZヘラルド(NZH)、その他(OTH)、scoop.co.nz、stuff.co.nzなど

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