豪綿花価格が低迷、米中貿易が今後の焦点に
オーストラリアの綿花市場では、世界的な供給過多を背景に価格の低迷が続いている。最大輸出先の中国の紡績需要は、米国の衣料ブランドや消費者の購買動向に依存しており、米中貿易の動向が需要回復の鍵となるとみられている。厳しい状況 […]
正規代理店以外での修理権、農機にも拡大へ
オーストラリア連邦政府は、「修理する権利(Right to Repair)」の適用分野を拡大し、農業機械も対象とする方針を発表した。生産者は、高価な農機の修理を、メーカー保証に影響されることなく、正規ディーラー以外の地元 […]
シドニー市、市内飲食店の屋外席を恒久化へ
オーストラリアのシドニー市は、市内の飲食店が設置している屋外席を恒久化する方針を示し、都市景観の一部として維持する計画を進めている。対象地域は中央商業地区(CBD)やサリーヒルズ、ダーリングハーストなど主要エリア。市は約 […]
NZゼスプリ、北半球のキウイ生産が大幅増加
ニュージーランド(NZ)のキウイフルーツ輸出大手ゼスプリ(Zespri)はこのほど、現在収穫が行われている北半球産のサンゴールド・キウイフルーツの生産量が、前年比で30%増加するとの見通しを明らかにした。好天候に恵まれた […]
製紙オパール、再生可能バイオガスの道を模索
日本製紙のオーストラリアの連結子会社Paper Australia(屋号:Opal、オパール)はこのほど、天然ガスの使用と温室効果ガスの排出量削減を目指すネットゼロ(実質排出ゼロ)戦略の一環として、地場バイオエネルギーイ […]
CSIROの人員削減、環境研究ユニットが打撃
オーストラリア科学産業研究機関(CSIRO)が実施する大規模な人員削減で、食料・農業、バイオセキュリティー、気候変動などを担う環境研究ユニット(ERU)が最も大きな打撃を受ける見通しとなった。CSIROは先週、最大350 […]
農地開発の即時審査強化、環境法改正で
オーストラリア連邦政府は、環境保護・生物多様性保全法(EPBC法)改正に伴い、農地開発の審査強化を即時に適用する方針を示した。土地所有者の駆け込み伐採を防ぐ狙いで、「高リスク」開発は公布後すぐに連邦審査の対象となる。政府 […]
今週の農業1行フラッシュニュース!(2025年12月5日)
【畜産】NZのひき肉価格、1年間で18%上昇(RNZ) 【畜産】スペインのアフリカ豚コレラ、NZ養豚業は警戒(RNZ) 【畜産】生体牛輸出、家畜船の確保が今後の課題に(OTH) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必 […]
第78回「季節の逆」が鍵になる!日豪連携で築く気候リスク分散型の農業
今年の日本の夏は例年を大きく上回る高温となり、多くの作物に深刻な影響が生じました。結実不良や品質低下が各地で相次ぎ、収穫量の見通しを下方修正した産地も少なくありません。異常気象などによる不確実性が増すなかで、限られた気候 […]





