豪企業、ベトナムでバラマンディ養殖へ
バラマンディの養殖などを手掛ける水産会社オーストラリス・アクアカルチャー(本社パース)は17日、北米や欧州への販路拡大を背景に、ベトナムでバラマンディの養殖事業を開始すると発表した。
WA州ガス工場火災、食肉生産にも打撃
西オーストラリア(WA)州ベナラス島にある米アパッチ・エナジーのガス加工工場で3日発生した火災事故が、WA州の食肉生産にも深刻な影響を与えている。
農業企業トップ、GM作物活用を提言
農業関連サービスを中核業務とする複合企業フューチャリスのウォズニッカ最高経営責任者(CEO)がこのほど、米商工会議所の豪州支部が開催した会合で、「遺伝子組み換え(GM)作物は、世界的な食糧不足問題の解決策となり得る」と提言した。
カノーラ生産、豪油料種子連盟は楽観視
水不足などを理由として、すべての州でカノーラの生産見通しが引き下げられ、計13万5,000トンが下方修正されたのに対し、豪油料種子連盟(AOF)は依然として約60万トンの増産を見込んでいる。
QLD州サトウキビ組合、組織改革検討
クイーンズランド(QLD)州のサトウキビ生産者組合マッカイ・シュガーのウエストコット会長は、組合員による投票を控えて、株式会社化による構造改革を訴えている。
ブドウ豊作、ワイン供給過剰の恐れも
豪ワイン生産者連盟(WFA)によると、今年の豪産ワイン製造用に圧搾されたブドウの量は183万トンとなり、干ばつの打撃を受けた昨年比で31%増となった。
かんがい用水管理者、水の大量使用か
豪州最大の綿花生産地「カビー(Cubbie)・ステーション」を有するコンダミン(Condamine)/バロン(Balonne)川水系(マレー・ダーリング川流域内)の地表水の平均53%がかんがい用に採取されていることがこのほど、豪科学産業研究機関(CSIRO)の調査結果で明らかになった。
WA州ガス事故、ワイナリーにも影響
金賞受賞経験のある西オーストラリア(WA)州南西部カペル・ベールのワイナリーが、今月3日に発生したアパッチ・エナジーのバラナス島のガス加工工場爆発事故の影響を受けて、営業継続が困難になっている――16日付オーストラリアン紙が伝えた。