第19品 「サフコル(Safcol)の味付きツナ缶」

オーストラリアでは、味付きのツナ缶が人気です。開封後に調味料とあえなくても、そのまま食べられるので、手間を省きたい時に重宝します。味も、レモン&こしょう味やタイ風グリーンカレー味など豊富にそろっています。

南オーストラリア州を拠点とするSafcol(The South Australian Fishermans Co-Operative Limited)は、国内で唯一マグロの漁獲から商品の出荷までを取り扱う老舗で、海洋保護に貢献していることから、環境団体からも高い評価を受けています。

ツナ缶は、国内外の水産企業のほか、スーパー大手のウールワースやコールズ、IGA、アルディが自社ブランドで展開しています。価格は3豪ドル(1豪ドル=約88円、価格は調査時点)前後で、特売で1豪ドル以下となることもしばしばです。

ツナ缶に入った水でも、スプリングウオーター(わき水)や塩味のついたものがあり、また、カノーラ油やオリーブオイル、エキストラバージンオイルと油にこだわった選び方もできます。筆者のお薦めは「チリ味バージンオイルツナ」で、ピザやパスタに載せて食べるとからさが調整できます。サンドイッチ専用のツナ缶もあります。

マグロ消費量世界一の日本でも、今後は味付きのツナ缶が標準化するかもしれませんね。(栗生)

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