第260品 デ・ボルトリ・ワインズのカベルネ・ソーヴィニヨン

箱ワインはなんといっても酸化しにくいのが魅力です

新型コロナウイルスが流行し、在宅勤務やオンライン飲み会と自宅で過ごす時間が増えている中、飲むのもよし、料理に使うのもよしなワインといえば、そう、厚紙とビニール袋詰めの箱ワインです。独立系のワイン製造会社としては国内最大規模を誇るデ・ボルトリ(De Bortoli)・ワインズの箱ワインは、まさにコロナ禍で自宅での時間を充実させるために必要なものでしょう。またワインの消費数量が年々増加傾向にある日本でも、保存の効く箱ワインの需要は新型コロナ流行の収束後も増加すると言われています。

創設者のヴィットリオ・デ・ボルトリは、1924年に北イタリアからオーストラリアに移住し、28年にニューサウスウェールズ州ビルブルにブドウ畑を購入しワイナリーを設立。家族経営のワイナリーで、13代目のダーレンが造った貴腐ワイン「ノーブルワン」が大成功し、デ・ボルトリは大きく飛躍を遂げました。87年にはビクトリア州のヤラ・バレーにワイナリーやブドウ畑を購入し、現在は、国内外から高い評価を得ているオーストラリア最大級のワイナリーの一つに挙げられています。

ボルトリのプレミアム・レゼルヴ・カベルネ・ソーヴィニヨンは深みのある辛口ワインです。軽すぎず重すぎずとても飲みやすいものなので、テーブルワインとしても最適。またレモネードで割って飲むのもおすすめです。価格は12豪ドル(1豪ドル=約77円、価格は調査当時)でした。(瀬戸内)

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