第507品 ジュンコのジャスミン・パール・スパークリングティー

見た目は白ワインのよう

昨今、オーストラリア人の飲酒量が減少しており、それに伴いノンアルコール飲料の種類が急速に増加しています。そんな中、シドニーの酒屋で「Wine Alternative(ワインの代替)」として販売されていたのが、今回ご紹介するジュンコの「ジャスミンパール・スパークリングティー」です。

面白いのは、この商品が「お茶」を「ワインの代わり」にしようとしていること。ジュンコは中国系オージーと中国系移民の2人が手がけたニューサウスウェールズ州発のブランドで、自身の文化の一部であるお茶を、オーストラリア人が手軽に楽しめる形で提供したいという想いから生まれた「文化の融合」がこの商品なのだそう。

一般的なノンアル・ワインはどうしてもぶどうジュースに寄ってしまい甘ったるさを感じることも少なくありません。しかし、このスパークリングティーは辛口のシャンパンのようなドライでキリッとした味わいが特徴。料理の味を邪魔せず、食事とともに楽しめます。また、おしゃれなボトルとジャスミンの上品な香りが特別感を演出し、「今日は自分だけ飲めない」という場でも疎外感を感じさせません。

酒屋やオンラインで30豪ドル(1豪ドル=約97円)で購入できます。(猫山)

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