NZシラスに危機、 環境団体が販売禁止要請
ニュージーランド(NZ)の環境保全省が、国内で漁獲・販売されているシラス(ホワイトベイト)5種のうち4種の個体数が減少して危機的状況にあるとの見解を示したことを受け、環境保護団体フォレスト&バード(Forest and Bird)がシラス販売を禁じるよう政府に求めていることが分かった。
輸入エビから白斑病検出、政府が認める
オーストラリア農業・水資源省は、国内のスーパーマーケットで販売されていた輸入エビから今年、伝染病の白斑病(White spot)を検出していたことを認めた。
深海魚オンレジラフィー、TASで漁獲再開
オーストラリアのタスマニア(TAS)州では2006年以降、個体数の大幅な減少を理由にオレンジラフィー(ヒウチダイ科の魚)の商業漁獲が禁止されていたが、生息数の改善によって保護規制が解かれ、同州北部の水産会社ジョージ・タウン・シーフーズでこのほど、オレンジラフィーの加工が再開された。
TAS州スタンレーで養殖場開発、調査開始
オーストラリア・タスマニア(TAS)州北西部の港町、スタンレー(Stanley)で、商業漁場や娯楽用の釣り場、水産養殖地の開発が検討されている。
海鵜(う)保護、イガイ養殖場の設置阻止ならず
ニュージーランド(NZ)南島のマールボロー・サウンズ(Marlborough Sounds)地区で、新たにイガイ(mussel)養殖場が開設される見通しとなった。
ウイルスでコイ撲滅計画、日本輸出に打撃も
オーストラリアの科学者や漁業関係者らは、外来種のコイを駆除するため、コイを死なせるコイヘルペス・ウイルスを放出する政府の管理計画について、海外取引先との関係をリスクにさらすものだと警鐘を鳴らしている。
NZ水産業、漁船へのカメラ搭載計画を批判
ニュージーランド(NZ)の水産業界は、魚の違法廃棄問題をめぐり、商業漁船に監視カメラを搭載するとした政府の計画について、ヒステリーに近いものに突き動かされていると批判した。