粉ミルクから検出の針状ナノ粒子は有害?
アリゾナ州立大学のナノテクノロジー研究チームはこのほど、市販の粉ミルク7種類を対象に行った調査でオーストラリア産の2製品から乳児に有害な可能性のある「ハイドロキシアパタイト(hydroxyapatite)」の針状ナノ粒子が検出されたと発表した。
NZ酪農団体、1日1回搾乳セミナーを開催
ニュージーランド(NZ)の酪農家団体デアリーNZが先月26日、1日2回の搾乳に代わり、1日1回の搾乳(once-a-day milking、OAD)に変更するための討議セミナーを開催した。
不要な「酪農子牛」活用を!TAS州で提唱
酪農業界では、生まれたての雄の子牛は「ボビー・キャブズ(bobby calves)」と呼ばれ、多くが不要な副産物として扱われているが、これを肉牛として活用する「デアリービーフ(酪農牛肉)」業界をタスマニア(TAS)州で開始すべき――。
乳業の実務規範導入、遡及的価格変更を禁止
オーストラリアの乳業界は、乳業会社による酪農家の扱いを統制することを目的とした自主的な実務規範(code of practice)を導入した。
キリン、豪ライオン乳製品部門売却検討か
26日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)は、飲料大手キリンホールディングス(中野区)がオーストラリア子会社である醸造・乳製品大手ライオン(豪ライオン)の乳製品部門「ライオン・デアリー・アンド・ドリンクス」の売却を検討していると報じた。
豪の酪農業界、来年度に回復へ=ラボバンク
オーストラリアの酪農業界は、生産者乳価の回復や気象条件の改善、投入コストが比較的に低水準で維持されるとの予測から、2017/18年度は前年に比べて良好な1年になる─。
乳牛の病気診断アプリ、NZの獣医が開発
ニュージーランド(NZ)カンタベリーで獣医をしていたジョナサン・ウォン博士が、病気の乳牛を特定するスマートフォン・アプリ「ベティー(Betty)」を開発した。
農産品生産、平均より9%増へ 来年度、家畜がけん引
豪農産品の国別輸出先(金額ベース、ABARES提供)
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は20日、農産品生産高の来年度見通しを発表し、2017/18年度の農産品生産高が599億豪ドル(1豪ドル=約84円)と、過去5年の平均を9%上回る見通しを示した。