湖城の窓から「選挙が近いと」
サイクロンから熱帯低気圧となった「アルフレッド」は、10日までにクイーンズランド(QLD)州南東部とニューサウスウェールズ(NSW)州北部を通過し、大雨や洪水被害をもたらしました。 今週掲載した農業・食品業界への打撃だけ […]
湖城の窓から「農機具は交渉の道具にも」
トランプ米大統領が就任当初に示していた関税政策を実行に移しています。4日にはメキシコとカナダに25%の関税を発動し、中国にも10%の追加関税を課しました。同大統領はさらに、自国の農業保護の強化姿勢を明確にし、農産物にも関 […]
湖城の窓から「アグリテックのタネ」
オーストラリアはバイオセキュリティーに厳格なことは有名で、国境はおろか州境でも持ち込み品の検査が行われるほどです。あまりの厳格さで観光客などには不評なものの、今回、その重要性と限界を改めて認識させる出来事が発生しました。 […]
湖城の窓から「サステナビリティーをシンプルに」
オーストラリアは昨年、アルバニージー労働党政権が、環境保護・生物多様性保全法(EPBC法)を改正し二酸化炭素排出量の削減や環境保護を徹底したい考えを示していました。ところが最近では、業界団体などから、再エネ事業を進める上 […]
湖城の窓から「それぞれの思惑」
先週の第692号で、「日豪の農業省が農業・食品のバリューチェーンに関する協力に合意」という記事を掲載しました。 合意したのは、農産物や食品の生産から消費に至るバリューチェーンの発展を促進するため両国間の関係を強化し、国レ […]
湖城の窓から「我慢比べ」
国際的な乳製品価格の上昇により、オーストラリアとニュージーランド(NZ)の生産者乳価の動向が注目されています。 生産者乳価とは、乳業メーカーが酪農家から牛乳を買い取る金額です。メーカーは市場価格や自社の利益率、設備の稼働 […]
湖城の窓から「農相の評価」
昨年7月に農業相に就任し、半年が経過したジュリー・コリンズ氏に批判が集まっています。「農業生産者と正面から向き合っていない」というのが批判の内容です。 農業界の目下の課題の一つは生体羊の輸出禁止。影響を大きく受けるのは西 […]
湖城の窓から「ビーガンはリッチな選択?」
オーストラリアで、肉を避ける人々の減少が注目を集めています。生活費の高騰が背景にあり、ビーガンやベジタリアンの人口が減少しつつあります。 調査会社の発表によれば、現在オーストラリアで菜食主義者は全体のわずか5%。その中で […]
湖城の窓から「どちらが正しい?」
オーストラリア連邦政府と西オーストラリア(WA)州政府が激しい論争を繰り広げてきた生体羊の海上輸出禁止問題。WA州は国内の羊産業の衰退につながると主張した一方、連邦政府は羊肉加工を国内で行い付加価値を付けて輸出することで […]
湖城の窓から「豪ドル安」
明けましておめでとうございます。 5年ぶりの豪ドル安で始まった今年、今後は対米ドルでさらに下落する可能性もあると言われています。この状況はオーストラリアの農業界にとって、諸刃の剣となっています。 オーストラリアは燃料や肥 […]


