湖城の窓から「冬の出来事あれこれ」
冬の訪れと共に、ここ数週間でオーストラリアの農業界ではいくつもの出来事がありました。一つ目は西オーストラリア州を中心に、広く雨が降ったこと。乾燥が続いていた同州では主に穀物業界がやきもきしていましたが、初冬の雨で景況感が […]
湖城の窓から「内外から反対続く」
オーストラリアが生体羊の海上輸出を2028年に禁止すると決定したことについて、主要輸出先のクウェートからも反発の声が上がっています。 クウェートはオーストラリアにとって、生体羊の最大の輸出先であると同時に、中東最大級の穀 […]
湖城の窓から「沈黙の酪農加工業界」
オーストラリアの酪農業界は7月に新シーズンが始まります。例年6月第1営業日までに乳加工会社が新シーズン向けの牛乳の買取価格(生産者乳価)を提示し、その後1カ月かけて酪農家と協議したり、他社の動向を見て乳価を調整したりしま […]
湖城の窓から「政府はどちらを見る?」
オーストラリアの農業生産者を代表する全国農業者連盟(NFF)がアルバニージー首相宛てに「政府はもはや信頼できない」という内容の公開書簡を送って話題となっています。 その書簡では、生体羊の海上輸出の禁止のほか、マレーダーリ […]
湖城の窓から「もめる農業界」
オーストラリアの農業界がもめています。一つはバイオセキュリティー保護賦課金(BPL)について。BPL制度は、バイセキュリティーを強化する費用を農林水産業界などが生産高に応じて負担する仕組みです。先月の政府案の発表時点で農 […]
湖城の窓から「駆け引き」
オーストラリアの牛乳の生産量が回復しています。今年3月までの累計生産量は前年を3.1%上回っており、2020/21年度以降3年続いた年間生産量の減少も、今年ようやく反転する見込みです。 供給が増えれば価格が下がることは自 […]
湖城の窓から「市場縮小」
オーストラリアの食品市場で、日本企業が進出あるいは展開を拡大する例が目立っています。弊誌で今年これまでに取り上げた企業は主なものだけでサントリー、キユーピー、壱番屋、ミツカン、キリン、無印良品、セブン―イレブンなど。長期 […]
湖城の窓から「ジレンマ」
オーストラリアの農業界は、気候変動問題にどう対応するのでしょうか。明確な回答が見えにくい問題です。 全国農業者連盟(NFF)は、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指すという財界全体の目標を支持するとしていま […]
湖城の窓から「年に1度の……」
オーストラリアの農業界にとって重要な、年に1度の「あれ」が近づいてきました。「オータム・ブレイク(Autumn Break)」のことです。 オーストラリアで夏が終わった後に降る、1週間で25~30ミリ以上のまとまった雨の […]
湖城の窓から「FAIR GO」
オーストラリアの酪農業界では、2020年に強制力を持つ行動規範が施行されました。導入の目的は酪農家と乳加工業者の力関係の不均衡を是正することで、酪農家に支払われる生産者乳価の公表や、納入契約の一方的な変更の禁止などが規定 […]