湖城の窓から
湖城の窓から「見せ球」

オーストラリアと英国が、自由貿易協定(FTA)に調印したのは2021年12月で、翌年の7月に発効予定とされていました。しかし22年中には実現せず、両国首相は年末のG20において今年第1四半期の発効で合意していました。それ […]

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湖城の窓から「最低賃金の引き上げ」

今週のトップ記事は青果です。オーストラリアの青果業界は今後、昨年の大雨のような気候リスクが減少し、肥料や物流のコストも落ち着きを見せていることから、短期的な将来は楽観視されているようです。 一方ニュージーランド(NZ)で […]

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湖城の窓から 「魚がいない?」

今回のトップ記事は、水産業を取り上げました。記事では養殖漁業の堅調さに触れていますが、一方の天然漁業は2021/22年度の生産高が前年度比2.7%減、今年度は増加するものの4%増と見劣りします。その理由は何でしょうか。 […]

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湖城の窓から「集中と選択」

日本の農業を強化するためには、強みを磨くことが必要だ——。日本食農連携機構の増田陸奥夫理事長の言葉です。 同理事長によると、連携機構の会員は市場シェアや専門性が高い、強い会社が多いそう。そうした会社が他国の事例を学び、足 […]

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湖城の窓から「次は『いつ上がる』に注目」

オーストラリアの畜牛価格のベンチマーク、東部地区若齢牛指標価格(EYCI)が、約3年ぶりに6豪ドル(枝肉1キロ当たり、1豪ドル=約91円)台に落ち込みました。 過去3年に渡ったEYCIの上昇は、牧草肥育農家(Restoc […]

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湖城の窓から「彼我の違い」

今週のトップ記事は酪農業界を取り上げました。弊誌では今回を含め、オーストラリアの生産者乳価の上昇をたびたび報じています。直近では協同組合オーストラリアン・デアリー・ファーマーズ・コーポレーションの提示価格が、とうとう10 […]

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湖城の窓から「もう一つのサステナビリティー計画」

ニュージーランド(NZ)の酪農場を取材しました。450頭の乳牛が放牧されている広大な農地の中央に、小川が流れ草原に水を供給しています。 小川のほとりには緑が生い茂り、牛が誤って落ちることを防いでいます。その植物は近所の中 […]

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湖城の窓から「のど元過ぎれば」

昨年9月、オーストラリアの羊とヤギに電子識別タグ(EID)の装着を義務付けることが決定しました。EIDの導入で、病気が蔓延した際に家畜の移動経路を確認でき、病気に感染した家畜との接触の可能性を調べることができる、優れた仕 […]

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湖城の窓から「バーチャル・フェンス」

アグリテック分野で、家畜の首輪を用いたバーチャル(仮想)・フェンスの話を最近聞かないと思っていました。バーチャル・フェンスとは衛星利用測位システム(GPS)を組み込んだ首輪を牛に装着し、牛が侵入できない区域に入った時に、 […]

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湖城の窓から「ガラパゴス」

日本産の和牛は、オーストラリア産ワギュウよりも高品質――。オーストラリアに初めてワギュウを持ち込んだ豪業界の第一人者、デービッド・ブラックモア氏の言葉です。しかし氏は、先月掲載した弊誌のインタビューでこう続けました。「日 […]

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